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ぞうブロ

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おっさんだけどイケメン総選挙で1位になった夢を見ました。

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久しぶりに、気持ちの良い(悪い)夢を見た。 

イケメン総選挙で、私が1位になってた。

AKB総選挙みたいなのか、働くイケメン特集か。はたまた、実は「抱かれたくないキモメン日本一決定戦」だったのか。

もはや何の総選挙かもわからないが、とにかく1位になってた。

場面は、大晦日か正月の朝だったと思う。

実家で寝てると、弟に

「お前、ニュースに出てるぞ」と、叩き起こされた。

「お前、総選挙1位になってるぞ」と。

 

妹も、いつものハイテンションで声をかけてきた。

「おいお前、総選挙1位かなんか知らんけど、調子乗んなよ!」

私の背中をバシッと叩き、豪快に笑いながら去っていった。どうやら事実のようだ。

 

はあ?

慌てて携帯でヤフーニュースを見ると、眠気眼に飛び込んできたのは、

 

「今年の総選挙1位は、zohbey(私の本名)さん!〇〇で働く、37歳イケメン設計者」

 

という見出し。結構な得票数だ。

「抱かれたくないキモメン日本一決定戦」じゃないらしいことが、まず私を安堵させた。

オーディション時のものだろうか。気持ち悪いくらい満面の笑顔の自分の写真が載っていた。

 

なんだこれは。

応募した記憶もないぞ。

 

おそるおそるコメント欄を見ると、そこには賛否両論のコメントの嵐。

おめでとう!カッコいい!結婚して!

タイプじゃない!ジャニーズのだれそれ、小栗旬の方がタイプ!などなど。

よくわからないが、私がジャニーズや小栗旬と同列に扱われている。

 

震える手で自分の名前をググってみると、他にも、大量の記事や写真が出てきた。

「仕事姿のzohbeyさん」という、作業着を着てトラクターの前でポーズを決めている自分。

「zohbeyさんとデートしてる風のプライベートショット」という、恋人目線であろう至近距離からのオフショットの自分。

 

たとえるなら、こんな感じの写真で、顔が私version。

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[フリー画像] [人物写真] [男性ポートレイト] [外国人男性] [イケメン] [フリー素材] - GATAG|フリー画像・写真素材集 1.0

 

できるだけ私のイメージに近い写真を撮ってきた。私が抱いてほしいくらいのイケメンだ。

国籍は違うだろうけど、目の数も鼻の穴の数も口の位置も、まさに私に瓜二つだ。

 

というか、いつ撮ったんだろう。

私のFacebookの画像を使ったものもあった。誰が流出させたんだろう。

私はにわかに、恐ろしくなった。

 

しかし、1つ言えること。

なんだか、ものすごく気分がいい。

俺はイケメン総選挙1位になったんだ。

不思議とみなぎる自信。全身の隅々まで自信が行き渡るこの感覚。

自分の容姿に自信なんてなかった。現に賛否両論もある。

でも、俺がイケメン総選挙1位なのは、厳然たる事実だ。

AKBの指原さんの気持ちが、なぜかすごく分かる気になっていた。

 

テレビを見に行くと、そこでは両親が、いつものように大自然の番組を見ていた。

私は自分のニュースを見たくて気が気じゃなかったが、自分から言いだすのも恥ずかしいので、なぜか黙って一緒に大自然の番組を見ていた。

言ったら親はどんな反応をするだろう。調子に乗るな!と叱咤しつつ、近所に自慢しまくり、新聞や雑誌を買いあさってくれるかもしれない。

 

もうすぐ妻も起きてくるだろう。妻にはなんと言えばいいのか。どんな反応だろうか。

きっと、妻も鼻高々だろう。友達に自慢しまくってくれるかな。もしくは一笑に付し、なんでお前なんかが1位なんだと、詰問されるかもしれない。

とにかく、旦那が総選挙1位だと、妻も調べられ、嫉妬の対象になって大変だ。私は妻の今後を案じた。

 

というか、これから家族で初詣なのに、どうしよう。

総選挙1位の俺が現れたら、実家の田舎町や、いつも行く橿原神宮は、大パニックに陥るだろう。

スマホで写真を撮ろうとする人だかり。サインや握手を求めてくる女性たち。妻も嫉妬されるに違いない。

 

これからマスコミの取材が殺到するだろう。

心なしか、実家周辺も既に騒がしい気がする。

気の利いたコメントを考えて、もう少しダイエットしないと。ネットで叩かれるな。ライバルのジャニーズ某や小栗旬にも申し訳ない気がするし。

過去のスキャンダラスで破廉恥な事件の数々も、掘り起こされるかもしれない。

でも俺は総選挙1位だ。応援してくれる人は、必ずいる。何も恐れることはない。

不思議と冷静な自分がいた。

 

何より、さっきから、ワクワクとニヤニヤが止まらない。一夜にして全てが変わって見える。これがイケメンの見る世界なのか。

適当な格好では外出できない。どの服を着て初詣に行こうか。まるで好きな女の子との初デート当日の中学生に戻った気分だ。。

 

目覚める直前、これは夢だなと分かってしまった。神様、もう少しだけ。せめて家を出て、キャーキャー言われる場面まで。。

 

そこで、目が覚めた。眩しい朝日。シャーシャーというクマゼミの鳴き声。本格的に夏到来だ。 

妻に喜んで報告すると「私は鼻高々だよ、よかったね」という言葉が返ってきた。目も合わさず吐き捨てるようだったが、気のせいだろう。

 

それにしても、良い夢だった。

ついになんらかの精神疾患を発症したのかと思ったけど。

夢に脈絡などないが、火のないところに煙は立たない。

きっと昨夜、深夜残業のあとに、皿洗いや風呂掃除や洗濯と、家事を頑張ったから、神様がご褒美をくれたんですね。神様、ありがとう。

これで辛い仕事も頑張れる。私はGREEN DAYを聴きながらチャリに飛び乗り、夏の暑い朝、会社へと向かった。

 

しかし私はおっさんなので知っている。

喜びや幸せが大きいほど、その反動もまた、奈落のように深いということを。

傷つくのが怖いから、大きな幸せや喜びをも避けてしまうことを。

何より、鏡は残酷なほど正直に真実を映し出すことを。

こういう夢で浮かれて会社に行くと、現実とのギャップで打ちのめされてしまうだけだ。総選挙じゃなく他部署から総攻撃される日々だ。

私は気持ちを落ち着け、しかし少しだけ晴れやかな気持ちで、いつもの戦場に赴いた。

 

それでも、今度は続編が見たい。毎日深夜残業からの怒涛の家事ラッシュをこなしてもいい。37歳にして発狂したと言われてもいい。神様、もう一度だけ。

 

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