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エンジニアの葛藤、好きなことまとめ、妄想

サッカー日本代表ベスト16進出に寄せて。まだ手のひらは返さない。

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サッカー日本代表が、ベスト16に進出。

本当に快挙だ。素晴らしい。

始まる前は、全く予想すらできなかったけど、素直に嬉しい。

あまりにも濃密な3試合だったので、できる限り手短に書いたつもりですが、長くてごめんなさい。

 

 

ポーランド戦での時間稼ぎに対する批判について。

負けてるのに点を取りに行かないうえ、自分の運命をコロンビアvsセネガル戦に委ねた。

そんな「他力本願の談合試合」に対して、「みっともない、恥ずかしい」と、国内外から批判がでている。

 

たしかに、とんでもない大博打だった。

万が一セネガルが一点取ったら、どうするんだ。西野監督は日本に帰ってこれないぞ。

テレビで見てる私ですら相当もやもやしたのだから、

お金を払って見に行ったファンの方は、忸怩たる思いをしただろう。

なので、手放しで賛同するかと言われれば、それは違う。

 

でも試合が終わり、すぐに私の気持ちは変わった。

単純に、西野監督は、博打に勝ち、最高の結果を得たのだ。

結果とは、もちろんベスト16入りを決めたこと。

さらに、主力メンバーを休ませ、イエローカードの累積を防止することで、次のベルギー戦でベストメンバーを組んでぶつかれるようになったこと。

さらにはサブメンバーにW杯の経験値を積ませられたこと。

完全に結果論ではあるけど、一部の批判と引き換えに、最高の結果を得たのだ。

 

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西野監督「不本意な選択だった」(スポーツナビ) - ロシアワールドカップ特集 - スポーツナビ

ちょっとカッコ悪かったけど、ルールを犯したわけでもない。

批判に値することは、何もない。

もし批判をするなら、日本ではなく、このルールを作ったFIFAを批判するべきだ。

もっとも、フェアプレーポイントで決めないのなら、勝敗を決めるのは「抽選」だった。

抽選で決まるよりは、十分合理的なルールだと思える。

 

 

ワールドカップは、親善試合ではない。

内容も大切だが、結果、イコール勝つことが、何よりも大事だ。

ましてFIFAランキング61位の日本がワールドカップで勝つのに、

自分たちのスタイルを押し通して、世界の強豪に勝てるはずがない。

それは過去の大会が証明している。

 

大体今批判してる海外の国だって、同じ立場になれば、同じことをするだろう。

むしろあの場面で、あの決断をした西野監督の勝負師っぷりに、敬意を表したい。

日本もいつしか、こんなしたたかな試合運びができるようになったんだなと、感慨すら覚えたほどだ。

 

むしろ私が驚いたのは、ポーランド戦でスタメンを6人も入れ替えたこと。

そして、ミスが続いていた川島をゲームキャプテンとして起用したことだ。

川島はこの起用に応え、ファインセーブで日本を救った。

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日本代表、ポーランド戦「ひどい内容」だからこそ決勝T初戦は勝利できる理由 | ビジネスジャーナル

かっこいい写真にしときました。

 

6人入れ替えたスタメンは、お世辞にも機能しなかったが、そこからはこんなメッセージを感じた。

「点は取りたいが、取られないことの方が大事だ。

引き分けならオッケー。いけるとこまで頑張ってくれ。ヤバそうなら変えるから」

右サイドハーフでの酒井高徳の起用は、その最たるものだろう。

右からの攻撃を実質捨てる代わりに、相手のビルドアップを封じた。

これも、結果が出たのだから、今となってはよかったのかもしれない。

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【画像】ポーランド戦のハーフタイムに香川真司とレバンドフスキが抱擁!試合後は日本代表の酒井高徳とも笑顔で会話!

勿論ベルギー戦では、元に戻してほしいけども。

 

 

いよいよベスト16。まだ手のひらは返さない。頑張れ日本代表。

いよいよベスト16が出そろった。

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https://honjitu.net/odds

改めて、素晴らしい。このトーナメント表を肴に一杯飲める。

開幕前の私の予想は、「3連敗で勝ち点ゼロ、一点でも取れたら御の字」だった。

何度ごめんなさいしたか分からない。

今まで以上に強敵揃いだが、何より、まだ日本代表がワールドカップで戦う姿を見られるのだ。

文句を言ってたばつの悪さ、そして圧倒的感謝しかない。

 

次の相手ベルギーは、言うまでもなく強い。普通に考えたら勝てない。

しかし、勝負事は何が起こるか分からない。

そのことを日本代表は、あのコロンビア戦で教えてくれた。

いったい誰が予想できただろう。

エースのハメスロドリゲスが怪我でスタメンを外れ、開始三分で相手が一発レッドで一人少なくなり、PKで難なく先制でき、攻撃の脅威だったクアドラードが前半で退き、後半ハメスが出てきたけどまったく本調子じゃなく、ただでさえ10人な上に手負いのハメスが入ったことでコロンビア全員が激しく消耗し、勝てるなんて。

これを僥倖と言わずなんというのか。

そんな飛車角落ちのコロンビアと、ようやく日本は互角だった。

終盤は危ないカウンターも浴び、全然余裕じゃなかった。課題もたくさんだった。

 

でも、勝った。初戦、最強の相手から、勝ち点3を得たのだ。僥倖でも何でも、結果が全てだ。

これ以上ない結果だった。

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大迫勇也のヘディング弾炸裂! コロンビア相手に再度リード! | サッカーキング

 

一つ勝つだけで、これほどまでにチームは変わるものなのか。

次のセネガル戦は、それを思い知らされる結果となった。

あんなに素晴らしいドローは久々にみた。柴崎→長友→乾のゴールは本当に美しかった。

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日本、決勝Tへ前進 W杯、セネガルと2−2:一面:中日新聞(CHUNICHI Web)

起用法や発言に物議を醸した本田も、切り札のポジションを確立し、なんだかんだで得点も決めて見せた。

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ま、まだ手のひらは返さない。

完全に西野ジャパンの形が出来上がったのだ。

 

ほんの数週間前、ガーナとスイスに完敗し、

インタビューで槙野が

「西野監督が3バックをやりたいのか4バックをやりたいのか分からない」

とこぼしていたチームと同じとは、思えなかった。

西野監督の就任当初は、挙動不審で頼りない姿にしか見えなかったが、

ワールドカップで勝ち進むにつれ、だんだん精悍な表情に変わってきたのが印象的だった。

それほど、ワールドカップで勝つということは、大きいのだ。

 

それにしても、コロンビアには感謝しかない。 

初戦で日本に勝ち点3をくれて、

2戦目で日本と戦う前の難敵ポーランドの息の根を止めてくれ、

3戦目では西野監督のギャンブルに応えてセネガルに勝ってくれたのだから。

日本は結局、コロンビアの掌で踊らされていただけなのかもしれない。

あの一発レッドのカルロス・サンチェスの命も救われてよかった。

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コロンビア敗戦の波紋 C・サンチェスに脅迫ツイート|au Webポータルスポーツニュース

この世の終わりのようなサンチェスの表情が忘れられない。

 

本音を言うと、セネガルと一緒にベスト16に行きたかった。

セネガルは素晴らしいチームだった。

敗退に関するシセ監督のコメントは、イケメンすぎて申し訳なくなるほどだ。

 

我々はフェアプレーポイントの差で突破できなかった。

わずかな差で、セネガルは突破できなかった。

なぜかといえば、我々はそれに値しなかったからだ。

それはルールの一つであるのだからね。我々はそれをリスペクトしなければならない。

 

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https://qoly.jp/2018/06/29/aliou-cisse-talked-about-fairplay-point-rules-kgn-1

セネガル、そしてポーランドの分も、日本にはいい試合をしてほしい。

 

 

ハリルホジッチ元監督解任後、たくさんの政治的なイザコザがあった。

やっぱりハリルはだめだった。西野に代えて正解だった。

そんな短絡的な議論は。間違っている。すべてはつながっているからだ。

協会の責任などについては、すべて終わってから、きちんと検証する必要がある。

 

でも今は日本代表を心から応援したい。

 

次のベルギー戦。

ポーランド戦の件で批判した人たちを見返すためにも、

次のベルギー戦は、あのセネガル戦以上の、西野ジャパンのMAXをぶつけて、戦ってほしい。

がんばれ日本代表!!

 

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