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【ネタバレ有】映画「WE ARE X」感想。印象に残ったこと7つ。La Venus、パンフレット中身も。

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日本ロック界の生ける伝説、「X JAPAN」のドキュメンタリー映画、

「WE ARE X」が、3月3日より、ついに日本でも公開!

中1からかれこれ20年ほどX JAPANの大ファンの私。

早速、観てきました。

映画「WE ARE X」とは

既にご存知の方が多いかと思いますので、簡単に概要だけ。

ロックバンド「X JAPAN」の軌跡を追ったアメリカ製ドキュメンタリー。1982年に高校生だったYOSHIKIとToshiによって結成され、日本のみならず世界にまで活動の場を広げていった「X JAPAN」。

97年に解散し、2007年に再結成をした同バンドの歩んできた道のりは、メンバーの脱退、解散、HIDEとTAIJIの死、ToshIの洗脳疑惑騒動など、過酷な現実の連続でもあった。

14年10月に開催されたマディソン・スクエア・ガーデン公演の舞台裏を追いながら、彼らの軌跡を追っていく。監督は「ザ・ローリング・ストーンズ」のドキュメンタリー「ストーンズ・イン・エグザイル 『メイン・ストリートのならず者』の真実」などを手がけたスティーブン・キジャク。

WE ARE X : 作品情報 - 映画.com

 

実際見てみて、その通りでした。

監督のスティーブン・キジャク氏は、今回の映画を作るまで、X JAPANのことを全く知らなかったそうです。

X JAPANのことを全く知らない外国人が、X JAPANのドキュメンタリーを作ると、どんな風に仕上がるのか。

今回、そこも楽しみの一つでした。 

 

感想。特に印象に残ったこと7つ+おまけ。※ネタバレ含みます

全96分(=3 Art of Life+1 Say Anything)という、コンパクトな構成。

大げさに脚色・誇張されているわけでもなく、でも淡々としすぎず、

さすがハリウッドが作った本格ドキュメンタリーということで、見ごたえがありました。

欲を言うと、YOSHIKIやToshIだけでなく、他メンバーの声ももっとほしい気もしたけど(ちゃんと全員でてきますのでご安心を)、やはり二人が中心になるのは否めないし、これくらいのボリュームでいいのかなとも思いました。

傷つきボロボロになりながらも、その傷をを受け止めて、未来に向かって走り続ける彼らの姿が教えてくれることは、単に一バンドの激動の歴史話にとどまらないと思います。

監督自身がゼロからX JAPANを調べて作ったこともあり、

X JAPANのファンはもちろん、X JAPANを知らない人が見ても、面白いと思います。

 

全部紹介したいのは山々ですが、伝えきれないので、

ここでは特に厳選して、個人的に心に残ったシーンを挙げたいと思います。

※映画中のセリフは、ニュアンスだけなので言い回しが間違っているかもしれませんが、ご了承願います。。

 

7位:YOSHIKIの幼少時代と、お父さんの写真。

YOSHIKIのお父さんは、YOSHIKIが10歳のとき自殺で亡くなっています。

YOSHIKIの死への執着。繊細なピアノ。破壊的なドラム。これらがどう形成されたかを語る上で、避けては通れないこの事件。

それについても、かなり突っ込んでYOSHIKIの口から語られています。

映画に出てくる、当時のYOSHIKIのモノクロ写真。

力のない目が、当時幼い彼にどれほどのショックを与えたのかを示しています。

 

6位:YOSHIKIのお母さん出演(声)

声だけですが、YOSHIKIのお母さんが出演してて、本当にびっくりでした。

幼い頃病弱だったYOSHIKIのことを

「あの子は大人になるまで生きられないと思った」

と言ってるのが、衝撃でした。

今や、YOSHIKIは元気すぎるくらい元気な大人になりました!

 

5位:YOSHIKIとHIDEのすっぴん

ファン歴20年以上ですが、見たのは初めてでした。

特に最近のYOSHIKIのメイキング映像とか、3位にも挙げてるHIDEの素顔とか。

こういうところからも、全てをさらけ出し受け止め前に進むという、

今回の映画の意気込みが伝わってきました。

 

4位:ToshIとYOSHIKIのピアノ前での談笑

中学校の頃の塾や先生のこと、

肝試しでToshIがYOSHIKIを泣かせたこと笑など、

本当に素の友達として、2人が談笑している、貴重なシーン。

これまでの歴史を考えると、グッとくるものがありました。

 

でも、「あの頃はまだ頭おかしかった」とか、

「10分おきに(洗脳元から)電話がきてた」と、衝撃的な内容をさらっと話すToshI。

WE ARE Xでは、海外進出を機にエスカレートするYOSHIKIの要求に応えきれず落ち込み、洗脳されるに至るまでが、ToshIのインタビューなどによって、かなり踏み込んで描かれています。

解散、HIDEの死、そして10年の年月を経て、奇跡的に再会した2人。

洗脳された姿も含めて、ToshIの全てを、友達として受け入れようと思ったYOSHIKI。

自分のせいでToshIはこうなってしまったという自責の念も、あったのでしょう。

それでも、自分なら、果たして同じことができるかどうか。

2人の絆が、今度もずっと壊れず続くことを、願わずにはいられません。

 

3位:Last Live後のHIDEの素顔

Last Live後、スタッフや関係者にサインをしながら、

「こういうことすると、本当に解散したんだって実感が湧くよなー」

と明るく振舞っているHIDE。

ライブ後なのか、顔はすっぴん。

初めてみた映像で、かなり驚きでした。

この時はまだ、HIDEは生きていたんだ、この数か月後に…と思うと、切なくなりました。

今回映画を観に来てた客層は、昔いかにも気合の入ったXのファンだったんだろうなという人から、若い大学生くらいの女の子が1人で来てたりと、様々でしたが、

解散からのHIDEの死、のときは、やはりあちこちですすり泣きが漏れていました。。

 

今もHIDEが生きていたら、X JAPANは、どんな姿になっていただろう。どんな曲ができていたのだろう。

たまに思うことがあります。

HIDEがいなくなってしまったことは、本当に悲しい。

HIDEのいるX JAPANを、もう二度と見れないことも。

しかし、この悲劇がなければ、名曲「Without You」は生まれなかったし、この映画もできなかった。

そう考えると、運命の数奇さを考えずにはいられません。

 

2位:TAIJIの墓の前で語る、YOSHIKIとToshI。そしてToshIの一言。

「墓に近づくと風が強くなって、、まるでTAIJIが怒ってるみたいだよね笑」

「『ああ?なんだよー』って、いつものかんじで笑」

そんな風に談笑しながら、TAIJIの墓の前で乾杯するYOSHIKIとToshI。

今回も、TAIJIの脱退について踏み込まれた場面がありましたが、

YOSHIKIは「僕が彼をクビにした」、「ルールを破った」とだけ語り、詳細は「…話せない」と、明かしませんでした。

溢れる才能同士、ぶつかり合うこともあったのでしょうし、きっと、墓場までもっていくつもりなのでしょう。

だからこそ、TAIJIが亡くなる前に、横浜アリーナでのX JAPANのライブに出られたことは、2人にとって、そしてX JAPANにとって、本当によかったと思います。

そして、ふと過去の話になって、

「まさかTAIJIが今こうなるとは思わなかったよね」

「HIDEもだし…いろいろあって…」

という話をしてた時、ToshIが言った言葉。

「でも、生きてるから。」

これは本当に、ズシッときました。

ToshIが言うと、説得力があります。

映画では全編にわたってYOSHIKIが最も多く話していて、ToshIはそれほどでもないのですが、一言一言が重いです。

 

1位:最後のYOSHIKIとSUGIZOの言葉

うろ覚えですみませんが、映画の最後に彼らが言ってた言葉。

「何年たっても、今も、傷は癒えない。」(YOSHIKI)

「傷つきながらも、傷を負った人に寄り添い、前に向かって進んでいく」(SUGIZO)

この言葉に、X JAPANが今も世界で受け入れられ、そして今も前に進み続ける理由が凝縮されているように感じました。

 

心身ともにボロボロに傷つきながら、その傷から目を背けず、全て受け止めて、

未来に進むための推進力にする。

そうして生み出された楽曲は、当然、

同じように傷を負って苦しんでいる人たちに伝わり、そして勇気を与える。

 

これが、デビュー後数十年経っても、世界中でX JAPANが受け入れられ、今もファンが増え続けている理由だと思います。

 

番外編:YOSHIKIの愛車はBMWのi8

映画でもたびたび登場するYOSHIKIの今の愛車。BMW i8

(写真は同型車)

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https://matome.naver.jp/odai/2147736235907468101/2147736571811137303

 

i8に乗り込み、アメリカの街中へ颯爽と消えていくYOSHIKI。

さすがスーパースターでした。

 

「WE ARE X」オフィシャルグッズ

についても少しだけ紹介を。

まずは、入場時。

サービスでステッカーをもらえました。

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グッズは色々ありましたが、パンフレットを購入。赤・青2種類あり。

私は青をゲット。(2000円…高い笑)

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中身の紹介を少しだけ。

映画でのショットたくさん。

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YOSHIKIや監督のインタビューがあります。

新アルバムの完成時期にも触れられています。

レコーディングも終わっており、「夏までにリリースすることも可能だと思う」と言っていますが、一方で「アルバムって何?」というところで、まだ引っ掛かりがあるようですね。

早くゲットしたいですが、ここまで来たら、YOSHIKIが納得するまで、とことん待ちましょう笑

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その他グッズもたくさんありました。

私含めて、ファンらしき人たちが群がっていました笑

私は買わなかったのですが、パンフレットに一覧がありましたのでご紹介だけ。

個人的に「湯のみ(1900円)」がツボでした^^

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サウンドトラック、主題歌「La Venus」

全編を通じて、X JAPANの曲がふんだんに使われているのも嬉しいポイント。

収録曲・サントラはこちら。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

「WE ARE X」 オリジナル・サウンドトラック [ X JAPAN ]
価格:3240円(税込、送料無料) (2017/3/16時点)


 

 

01. La Venus (Acoustic Version)
02. Kurenai (From The Last Live)
03. Forever love
04. Piano Strings of Es Dur
05. Dahlia
06. Crucify My Love
07. Xclamation
08. Standing Sex (From X Japan RETURNS)
09. Tears
10. Longing Setsubo-no-yoru
11. Art of Life -3rd Movement-
12. Endless Rain (From The Last Live)
13. X (From The Last Live)
14. Without You (Unplugged)

[Japan Bonus Track]
15. Rusty Nail (DAHLIA TOUR FINAL ~無謀な夜~)
16.Forever love (From The Last Live)

X JAPAN 新曲含む『WE ARE X』サウンドトラック発売|ローチケHMV

 

私はCDをほぼ全て持ってるので、買う必要なかったです笑

ただし、主題歌の「La Venus」Acoustic Versionは初めて聴きました。

泣けます。

www.youtube.com

 

ちなみに。サントラの話が出たので。。

以前、X大好きな私は、X JAPANの名曲Best10とか、名曲打線とかでこんな記事を書いてました。笑

Myベスト10について、そしてX JAPAN打線について、ご意見どしどしお寄せいただけたら嬉しいですm(__)m

www.elep-peace.com

 

おわりに。YOSHIKIが伝えたかった(であろう)こと。

そもそも、なぜYOSHIKIは、この映画を作ろうと思ったか。

事前のインタビューで、彼はこう言っています。

この映画を作ることによって心に痛みを持っている人たちを救うことができるんじゃないか、

希望を与えられるんじゃないかと思えるようになった

www.cinematoday.jp

 

別のインタビューでは、こうも言っています。

結局、人なんて過去を背負って生きていくしかない。それを見ないようにしようとか避けようとしている間は、本当の未来には直面できないから。

www.barks.jp

 

この映画「WE ARE X」でYOSHIKIがいちばん伝えたかったこと。

それは、もはや繰り返す必要もありませんが、

傷つきボロボロになっても、それを受け止め、前を向いて生き続けることの大切さ

でしょう。

 

映画では出てこないけど、YOSHIKIの言葉で、私が最も好きなものがあります。

それは、

You can change your past depending on how you live in the future...

"過去は未来によって変えられる"

です。

 

※リンク先ではJADEが自動再生されます、ご注意ください笑

www.facebook.com

 

父親の自殺。X結成。成功。TAIJIの脱退。ToshIの洗脳。別れ。X JAPANの解散。HIDEの死。奇跡の再結成。TAIJIとも共演。しかし、TAIJIも天国へ。。

 

生きていれば、様々な困難、試練、逆境がある。

でも、それを全部受け止める。

たとえ傷ついても、辛くて涙を流しても、時間がかかっても。

そして、いい過去も悪い過去もすべて背負い、傷ついてボロボロでもかっこ悪くてもいいから、前を向いて、生き続ける。一歩ずつでもいいから、進む。

そうすることで、いつか必ず、自分を苦しめた困難、試練、逆境を、乗り越えられる。

同時に、その未来の光が過去を照らし、辛く苦しかった過去も、意味を持って輝き始める。

 

だから、決して生きることを諦めたらダメだ。

生きていれば、なんとかなるんだ。

 

上手く書けないけど、そういうメッセージを感じました。

 

生と死、希望と不安、成功と挫折、そのギリギリ境界線上を突っ走り続けてきたYOSHIKIだからこそ、彼の言葉には重みがあります。

だからこそ、あんな激しく、繊細で、美しい音楽を生み出せるんでしょう。

 

 

解散し、HIDEが亡くなってしまい、ToshIが洗脳され、 

再結成なんて万が一にもあり得ないと完全に諦めていた私に、

生きていれば時には想像を超えた奇跡が起こるんだということを、教えてくれた。

それも一夜限りの再結成などではなく、ワールドツアーをこなし、よりパワーアップしながら、進化し前に進んでいく。。

かっこよすぎですね。

 

 

3月4日には、イギリスのウェンブリーで一年越しのライブも敢行し、

まさに今飛ぶ鳥を落とす勢いで驀進中のX JAPAN。

これから、X JAPANはどうなっていくのか。

酸いも甘いも全て受け止めパワーに変え、

ますます色っぽくかっこいいバンドに進化していくことは間違いないでしょう。

まずは、Newアルバムを気長に?じっくり待つとしましょう。

今までも、これからも、一生ファンでいきたいと思います。

 

WE ARE X!!!

 

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