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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

迷いながらも前に進む、不惑のサラリーマンのブログ

週末難波ぶらり旅〜ビールとピアノとたぶっちゃん

週末、久しぶりに、難波にやって来た。

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たまにはゆっくりしておいで。そう嫁さんが言ってくれたからだ。

最近は仕事と子守しかしていない。仕事はトラブル続発で残業続き。昼休みの話題はアメリカに旅立った黒幕プリンセスと哀れなヒモ。週末は朝6時に子供に叩き起こされ、出かけるのは公園とスーパー。空き時間は一心不乱にスマホゲーム。毎日その繰り返し。

暇が無いわけでもない。でも悩む気力すらない。考えることすら面倒くさい。ブログは更新が途絶え、ピアノは埃を被り、友達からのお誘いすら億劫になってしまった。

そんな僕を見て、嫁さんが気を利かせてくれたのか。これまでの週末嫁さんフリーデーのお返しらしい。何はともあれ、ありがたい。

 

独身時代、数々の武勇伝風黒歴史を積み重ねた、魔都・難波。久々に降り立ったなんば駅前は、イルミネーションが怪しく光る歩行者天国になっていた。

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以前より人手はまだ少ない。それでも残る、懐かしい空気。さてどこに行こうか。

とりあえず、腹ごしらえをしよう。せっかくだから、贅沢に美味しいものを食べよう。

現代に突然タイムスリップしてきた原始人のように、どこに行けばいいのかも分からず、彷徨った挙句、やって来たのは、いつものミンミン。何を食べたいのかすら分からず、適当に注文。乾いた胃袋に炒飯と餃子が染み渡る。

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だけどビールは飲まない。尿酸値が高いからビールはあと半年禁止。そう医者に言われてるからだ。それに、コロナ禍と乾いた日々のおかげで、酒をほとんど飲まなくなった。

 

ご馳走様でした。さてどこに行こう。HUBかJISか相席屋か。41歳も半ばのおっさんに、そんな独身時代のパワーはない。

もはや、難波には僕の居場所はないんだな。無性に悲しくなる。

気がつくと僕は、ミンミンの隣、ビックカメラのピアノ試奏コーナーに佇んでいた。

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あえて高価なピアノの前に座り、ドヤ顔で音量を少しだけ上げ、おもむろにファイナルファンタジー10の「ザナルカンドにて」を弾き始める。

今日は調子がいいな。誰かゲーム音楽好きのギャルが立ち止まってくれないかな。チラッと目線を上げるが、誰もいない。閉店間際の閑散とした店舗には、お客さんはおらず、店員さんもまばら。

でもそれでいい。僕のピアノの音色は、僕だけをそっと癒してくれる。というか下手くそなので聴かれると困る。

気分を良くした僕は、続いて「エアリスのテーマ」を弾く。そしてドラクエの序曲。仲間が増えた時の歌。

レパートリーはそれだけ。毎回思うけど、夜遊びとか鬼滅とか、そういうのを弾かないとウケないんだよな。でもいいんだ。ウケ狙いはすべる。僕は僕の好きな曲を弾く。聴きたい曲を弾く。というか弾ける曲だけを弾く。ブログと同じだ。書けることを書く。書きたいことを書く。全然書いてないけど。

今度来る時は、レパートリーを増やしてこよう。そう思いつつ、結局何も進歩しない。それもいつものこと。

 

ビックカメラではこんな面白そうなゲームにも出会えた。

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なかなかマニアックだけど、作り込みが半端ない。Fendt社マシンの緑のボディーが美しい。思わず手に取る。

「現役トラクター設計者がファーミングシミュレーターをガチンコで実況プレイしてみた。」

そんな企画にも、落ち着いたら挑戦したいな。あのインプルを付けるなら、ここのマシンだね。パワーが出るけど品質がね。この前も油が漏れたりブラケットが割れたりで。リコールって大変なんですよね。この前なんて国交省と…そんな品質問題あるあるトークをかましながらゆるく畑を耕しまくる。これで僕も人気配信者の仲間入りかな。その前に会社にばれてクビだな。一瞬そんな夢を見る。

 

ビックカメラを出て、夜の難波を1人彷徨いながら考える。この前子供を叱りすぎたな。親兄弟とはなかなかうまくいかないな。仕事をうまく進めるのは難しいな。まだまだ未熟者だな。精進しないとな。頑張らないとな。セルフピアノ音色が、マインドをポジティブにしてくれたのかもしれないねメイビー。

 

マクドに寄り、とある贈り物の準備。手紙も書く。メールや電話とは違う、アナログで面倒なツール。だけどそれがいい。一言一言、立ち止まって考えながら書く。相手の顔を思い浮かべ、心を込めて。下手な字だけど丁寧に。

人の字を見ると、ドキドキしません?その人の性格が透けて見えるようで。ちょっと肌が見えるとかよりも断然に興奮する。そんな僕は、文字フェチか。それとも新手の変態か。

手紙を書き終え、郵送手続きを完了。いつだって贈り物をするときは、ワクワクする。

 

気分がよくなってきた。このまま帰るのは惜しい。そうだ、久々にたぶっちゃんに行こう。辛くて美味しくて、ビールがアテになる、知る人ぞ知る、いや難波で知らない人はいないであろう、屋台坦々麺、たぶっちゃんに。

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いつも通りの盛況。近鉄バファローズの帽子を被った店員さんも、可愛いエプロンと腕のタトゥーのコントラストが映えるイケメン店員さんも、ご健在だ。コロナ禍前と変わらないその姿に、僕は嬉しくなった。

いつも通り、「たぶっちゃん式屋台坦々麺」をオーダー。ここに来たからにはそれだけじゃ足りない、ビールがアテになる坦々麺なんだ。医者の忠告を無視し、我慢しきれず、生ビールを追加。

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何ヶ月ぶりかのビール。一口飲む。泡で脳みそが溶けそう。美味い。美味すぎる。涙が出そう。

ビールってやっぱ素晴らしい。日々の悩みや苦しみを、泡と共に飲み込み、束の間だけ流し去ってくれる。気分も尿酸値もガンガン上げてくれる。まさに魔法の液体。

そしてついに、久々の再会。

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真っ赤なスープ。硬めの麺。ジューシーなそぼろ。シャキシャキモヤシ。香ばしい山椒。勿論辛い。だけどそれの遥かに凌ぐ美味さ。ああ、美味しい。

麺とスープを啜った後に、ビールを飲む。ああ、これだ。あの魔法の液体はすっかり、坦々麺のアテに変貌している。抜群の相性。阿吽の呼吸。高津と古田。シャビとイニエスタ。かつみとさゆり。どんな言葉でも形容し難い、この絶妙のコンビネーション。美味しすぎて涙が溢れそう。ヒーヒー言いながら一気に食べ切る。

お腹ははちきれんばかりに膨張。明日は通風確定。それでも大満足。ありがとう、たぶっちゃん。たぶっちゃんってどっちの店員さんのことだろう。

 

店を出るともう22時半。かつての僕なら、これからが本番。だけどそんな気力はない。何より充分、満たされた。心も脳も、そして腹も。

 

記念とばかりに引っ掛け橋からグリコの看板を拝む。

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何十年もここで鎮座してる絵。何百回見上げたか分からない絵。

俺は頑張ったぞ、お前も頑張れよ。今日も、そう言われてる気がした。

帰りの電車で、僕は久々にはてなブログを開いた。

よし。久々に、ブログを書こう。

電車で数十分。家まで歩いて数十分。そして、この駄文が出来上がりました。

たしかに駄文。更新は1ヶ月ぶり。それでも、こうして書き切れたことが嬉しく、すっきりした。

家に着き、嫁さんと息子達の寝顔をそっと見つつ、風呂に入る。風呂から上がり、外に出て夜空を見上げると、星がすごく綺麗だった。服は着てました。

 

束の間の難波ぶらり旅。ピアノとビールとたぶっちゃんが、僕の心を癒してくれた。

僕の居場所はまだ、難波に残っていた。

ありがとう難波。また来るよ難波。

それでも僕は君を選ぶ〜ドラクエ5 天空の花嫁

ドラゴンクエスト5〜天空の花嫁。この不朽の名作が、ついにドラクエウォークでも実装された。もちろん、「あの」イベントも。

ビアンカ、フローラ、デボラ。一体誰を、花嫁に選ぶべきか。

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https://gameo.jp/dqwalk/10757

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ようちえんに、いかないね

最近に限った話ではないけど、長男は、幼稚園に行くのを嫌がるそうだ。朝家を出るまでは戦争。車では観念。迎えに行くとご機嫌。そんな毎日。

しかし昨日は、様子が違った。

幼稚園からの帰り、好きな電車を見ながら、彼はぽつりとつぶやいた。

 

ようちえん、いかないね。

 

唐突に、たどたどしく、3回。

今通ってる幼稚園は、きちんとしたところ。先生方は優しくきめ細かく、教育方針もしっかりしていて、親としては何の不満もない。

一方の長男は、発達が少し遅れている。もうすぐ4歳になるけど、まだ片言でしか話せない。トイレトレーニングもまだまだ。

周りの子供たちは話すのもトイレもほぼできている。そのせいか一人で遊んでいることが多いらしい。一人気に入って?世話を焼いてくれる女の子がいるらしいけど。イケメンは得だな。

 

そんな感じなので、長男の力無い訴えを心配する嫁さんと私。泣き喚いてイヤダイヤダよりも深刻な気配。

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https://www.google.co.jp/amp/s/girlschannel.net/topics/amp/2309942/

そりゃ嫌だよな。合わないところに無理やり行かされても、苦痛でしかない。今の会社や仕事が嫌でたまらない私にも、物凄く共感できる。

 

こんな時、長男にどんな言葉をかければいいのだろう。

 

嫌だよな。でも行かないと行けないから、頑張ろうな。

それはそうだけど、何の解決にもなってない。

 

なにが嫌なの?どうすればいいだろう?

そこまで話が通じるわけでもない。

 

パパも嫌な仕事やってるんだから、お前も我慢せい。男だろ。人生我慢の連続だぞ。

相手はまだ3歳だ。

 

パパもかいしゃ、いかないね。

親子で傷を舐め合うパターンもありか。

 

一つ言えるのは、たしかに幼稚園は素晴らしいけど、今の長男のレベルに合う幼稚園、保育園、療育に切り替えても良いと思う。

幼稚園で人生なんて決まらない。それよりも、無用な劣等感を持ってしまったり、自信を無くしてしまうのが一番困る。

 

いまできることも、たくさんある。時計を読める。数字は120まで言える。英語で10まで言える。働く車をほぼ全て覚えている。環境を変え、それらの得意を伸ばし、自信をつけてほしい。

 

よし、パパも環境を変えていいかな。転職していいかな。というか仕事辞めていいかな。

舐めてんのか貴様は大人の男だろ、家族と家のローンを背負ってるだろ、死ぬまで働けやコラァ!

そうですよね、甘ったれました。

頑張る息子に勇気をもらい、息子に恥ずかしい姿を見せないよう、今日も父ちゃんはがんばります。パパかいしゃいくね。

定年延長は悲報か吉報か。

マック店員 日本最高齢93歳 週4夜勤「働くことが好き」(北日本新聞) - Yahoo!ニュース

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凄いなぁ。御年93歳で週四夜勤をこなすお爺さん。雇うマクドナルド。どっちも素晴らしい。

このニュースを見た時、そんな感嘆と、それを遥かに超える恐怖を、私は覚えていた。

 

働くことが好きな方は、どんどん働けばいい。周りが止める必要はない。本人も周りも、みんな幸せなのだから。

だけど、働くことが嫌な人までもが、死ぬまで働かされる世の中になってしまったら…

 

なぜこのニュースに恐怖を覚えたのか。それは、うちの会社の定年が60歳から65歳に延長されますと、発表があったからだ。

 

現在の制度は、60歳定年からの65歳まで再雇用。その後はシニアスタッフとして最長68歳まで。

未確定要素もあるが、単純に5年延長されたと考えると、定年は65歳。再雇用満了は70歳。そしてシニアスタッフ満了は73歳。

調べると、日本の男性の平均寿命は81.64歳。健康寿命だと79.55歳。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000637189.pdf

退職後、自由を満喫できるのは、わずか6年だ。

ただでさえ、一刻も早く辞めたいと切望しつつ、定年まであと懲役19年、そう日々唇を噛み締め、心を殺し、耐え難きを耐えている自分。

そこへ飛び込んできた、刑期延長のお知らせ。懲役24年。シニアスタッフまでだと懲役32年。日本の有期刑ってたしか最高30年じゃなかったか。実質無期懲役だ。

私が一体、どんな大罪を犯したというのか。文字通り、死ぬまで働かないといけないのか。

 

宝くじで一等が当たり、あるいはブログが爆発的にヒット。55歳でスパッと早期退職し、南の島に移住。念願の自由を手に入れる。世界中を旅して美味しいものを食べ、各国のお姉様にちやほやされる。

そんな夢のアーリーリタイアは、夢のまま終わりそうだ。

 

でも気づいた。よくよく考えたら、家のローンを完済するのは、ちょうど73歳だった。

私の犯した罪。それは、73歳まで住宅ローンを組んでしまったことだ。これは万死に値する大罪らしい。嫁さん子供は喜んでいるが、マイホームは私の墓標となるだろう。

なので定年延長は、むしろ吉報です。嫁さん子供にとってはね。

 

冗談じゃない。死ぬまで働かされてたまるか。さっさと稼ぎ、さっさと辞めるんだ。本業で爆発的に出世することは、もはや望めない。なら副業だ。YouTuberだ。ブログだ。投資だ。とにかくプチ億万長者になるんだ。億万長者になるためには、億万の辛い仕事をしないといけないジレンマには、今は目を瞑ろう。

 

通勤電車。ハマってるゲームのロマサガRSを我慢し、放置してたクラウドワークス、ココナラを開き、血眼でお得案件を探す。でもすぐに疲れ、ブログで現実逃避を図る、そんな41歳妻子持ち家のローン持ち中年男性。こりゃ懲役32年だわ。そもそもその前にクビにならないようにしないと。あるいは心身のストレスがたたって67歳くらいで獄中死。それだけは避けたい。せめて無事に刑期満了まで勤めあげたい。

 

73歳なんてまだまだ若造じゃ!まして41歳なんてヒヨッコじゃ!カッカッカッ!

冒頭ニュースの93歳の御大の高笑いが聞こえてきそうです。

今日も一日、おつとめ頑張りましょう!

モデルナワクチン2回目接種。副反応全記録。

いよいよこの日がやってきた。副作用がキツイと噂の、モデルナワクチン2回目接種。

一体どれほどのものだったのか。これから2回目を控える方々のためにも、自分の体験を記録しておこうと思う。

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モデルナのワクチン 2回目接種後に4人に3人が発熱 厚労省 | 新型コロナ ワクチン(日本国内) | NHKニュース

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りんくうアウトレット奮闘記

緊急事態宣言が終わり、久々に土日の営業が再開された、大阪のりんくうアウトレット。

昇進試験もひと段落つき、色々面倒ごとも終わらせた。我慢に我慢を重ねてきた。何か自分へのご褒美が必要。ラルフローレンのポロシャツでもゲットしよう。

それは、嫁さんも同じだった。いや自分よりも嫁さんの方が、我慢ともかく物欲は多かっただろう。多分息子たち(3歳&10ヶ月)も同じ、ということにしておこう。

というわけで、やってきましたりんくうアウトレット。

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みんな同じことを考えてきたのだろう、なかなかの人手。日常が少し戻ったのが嬉しい。

とはいえ、家を出る準備の段階で、既に疲労困憊。まず腹ごしらえをしよう。念願のパンダエクスプレスで、極上の茶色を頬張る。これまで野菜や豆腐だけだったので、余計に茶色が染みる。今日だけは、ダイエットを忘れよう。

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しかし息子たちの対応でゆっくり味わう暇もない。味も分からないほどに茶色をかき込む。ブラックペッパーチキンの旨さはガチ。

 

食事が終わり、いよいよ買い物。まずは嫁さんから。まだおとなしい次男を嫁さんに託し、自分はやんちゃな長男と遊ぶ、いつもの流れ。奇しくも今日は、長男とリンクコーデ。

海の見える公園で遊び、サーティワンで大好きなチョコアイスを頬張り、ガチャガチャに大喜びする長男。ついでに自分も、おどろおどろしいアイスを食べる。おいしかったです。

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時計を見ると、2時間が経っていた。まだ2時間か、もう2時間か。自分も少しラルフローレンを見てみようかな。息子を抱っこし入店するも、ここは嫌だ出ると騒がれ、店舗の滞在時間は4.8秒。でもその間よさげなポロシャツをチラ見でチェックできた。ゆっくり見れないことは最初から分かっている。ならば限られた一瞬でチェックするまでよ白目。

 

嫁さんはまだかな。きっと久々のショッピングで、ウキウキが止まらないんだろう。それにおとなしいとはいえ次男付きだ。もう少し時間がかかるだろう。

というわけで、私たちはアウトレット隣の海岸にやってきた。抱っこをし続け、右腕はそろそろ限界だ。

海の向こうに関西国際空港を望め、白い小石がたくさんの楽しいスポットだ。

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息子と石積み遊びをしていると、隣に若いカップルがやってきて、いちゃつき始めた。

○○く〜ん、水切り見せてよ〜。あまり得意じゃないけど、仕方ないな〜。キャッキャッ嬉しい○○君大好き〜。

聞いてるこっちが恥ずかしくなるぜ。若いっていいよね。

彼氏君は水切りを始めた。お世辞にも上手いとは言えない。でも彼が投げるたびに、彼女ちゃんは黄色い歓声を上げる。微笑ましい光景だ。

 

でもなんだか、無性に血がたぎる。幼少時は和歌山の水切り職人と言われ(自称)、高校時代のソフトボール投げでは75mの強肩、草野球チームではMAX121km/hのストレートと曲がらないスライダーを駆使し、緩々のついたピッチングで四死球と痛打を積み重ねた、かつての荒々しい血が。

私は手元の平たい石を手に取ると、おもむろに立ち上がり、全身全霊を込め、フンッ!海に投げ込んだ。石はレーダービームのように凄まじい速度で海面を這い、はるか彼方で7回跳ねた。

ハァ、ハァ、どうだ、見たか。俺はまだまだ、枯れちゃいねぇ。仕事子育て腰痛痛風と奮闘する41歳中年男性の矜持、刮目したかい。君たちもいつかこうなるんだ。今の青春時代を、悔いなく謳歌するんだぞ。この一投はそんな君たちへのメッセージ、いや祝福だ。お幸せにな。

 

と思って横を見ると、既にカップルはいなかった。

目の前の息子は、そんな茶番には目もくれず、石を積み上げ、おままごとごっこに夢中だった。

 

ショッピングを終えた嫁さんと合流できたのは、それから一時間後だった。

嫁さんもまた、自分へのご褒美はそこそこに、子供たちの服や家グッズを買い、ヘロヘロになっていた。

帰り、嫁さんの慈悲で、ラルフローレンを見る時間を貰えた。さっきチェックしたポロシャツは1万5000円だった。私はそっと店を出た。

りんくうアウトレットの滞在時間は4時間半。自分のウィンドウショッピングは3分。帰りの車では嫁さんも子供も爆睡。

久しぶりにリフレッシュできた。嫁さん子供が喜んでくれた。それでいい。眠気をコーヒーで吹き飛ばしながら、車を走らせ家路に着いたのでありました。次こそはポロシャツ買う、じゃなく、水切り10回達成するぞ。

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なぜ理系工学部やめとけブログに特化しないの?

ブログのネタが、いよいよ無い。

いや、あるにはあるんだけど、仕事、論文、子育てばかり。

何か誇れるチャレンジもできていないし、娯楽の壊滅したこのご時世、仕方ない。そういうことにする。それに年齢を重ね、環境立場が変われば、ネタも変わっていくはず。

 

だけど、唯一変わらないこと。それは、このブログの一位記事が、ずっと変わらないことだ。

 理系、工学部はやめておけ。エンジニアは大変だ。それでも今役に立っている、たった1つのこと。ver4.1 - ぞうブロ~ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

 

若かりし日の馬鹿と挫折。まだその記憶が残っていた独身時代に書きため、まとめた文章。

葛藤を吐き出し、完全に自分の気持ちの整理のために書いた、約9000文字の駄文。

なのに今でも、人様に読んで頂いている。時にはコメントも頂く。ありがたいことです。

裏を返せば、他の記事がつまらん結果でもある。だけど、自分のためと言いながら、この想いよ誰かに届けという心の叫び、SOSが、伝わってくれたのかなと思います。

と言うかたまに自分でも読み返します。そして過去の自分を笑い、少しだけ勇気をもらいます。ナルシストの極み。

 

だからこそ思う。このブログでは、同じようなジャンル、理系、大学、エンジニアの自虐ネタを書くべきではないのかと。

それにジャンルとペルソナを絞り込むのは、ブログ運営の鉄則。

ああ、理系工学部はやめとけの人のブログね。そう覚えてもらえれば、同じ悩み苦しみを抱えた方々が訪れてくれるかもしれない。

 

だけど今のところ、そうはできていない。理系やめとけのブログで子育ての話を書いてもなぁと思ってしまう。

勿論、書きたい気持ちはある。

昔の話だから、今更書くのも、と言う気持ちもある。あまり書くと、身バレし会社に怒られ無職になるリスクもある。自分の辛く馬鹿な過去に向き合うのもしんどいし、それを面白くネタにできるスキルも足りない。

 

落ち着いてブログを書けるのは通勤時間のみ。仕事と子育てに奔走、過去を振り返り感傷に浸る暇もない。

昔を後悔し、しんみり落ち込んでもいられない。そんな姿を家族に見せるわけにもいかない。

終わったことはしゃあない。向かい風を全身に浴びながらも、ただ足元と少し前だけを見て、一歩ずつでも進まないといけない。

たまに後退してもいい。けど後ろを気にして立ち止まってしまってはいけない。自分が動けなくなれば、家族も動けなくなり、家のローンも払えなくなる。そして向かい風に吹き飛ばされ、もう元の場所には戻れなくなる。

一度レールを外れたら、元に戻るのはとても大変なことは、理系やめとけの記事でも書いてましたそう言えば。

20代のあの頃でも、あれだけ大変だった。妻子持ち家のローン持ちの40代は、否が応でもレールにしがみつかないといけないのです。

 

過去の失敗を糧とし、もがきながらも進むリアルなおっさんの姿を書いていければ。こいつ馬鹿だな、でもこんなクソ野郎でも生きてるんだから自分も頑張ろうかな、読んでくださった方にそう思ってもらえれば。そして、理系やめとけ記事のように、いつか未来の自分に勇気を与えられるような記事を書ければ。

そんな大それたことを考えるけど、これまた書けない。そもそもおっさんの葛藤なんて誰に需要があるのかな。

 

結局、ただの日記になってます。まあそれでもいいや。迷わず書けよ、書けば(センスの無さが)わかるさ。

 

というわけで、気が向いたら過去の回顧記事を書くかもしれません。

そして、理系工学部やめておけ、エンジニアは大変だ的な記事だけをここに残し、残りの駄文は他ブログに移管するかもしれません。

と言うか最初からそうすべきだったと、5年もたってようやく気づいた次第です。

もしそうなった時は鼻で笑いつつ、読まずに広告だけをクリックし、秒で閉じていただければと思います。宜しくお願いいたします。

尿酸値が限界突破。痛風と尿管結石のはじまり。プリン体を避ける食べ物は。尿酸値を下げるには。

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健康診断の結果が出た。尿酸値が限界突破。

成人男性の推奨値上限7.0mg/dl(by厚生労働省)に対し、まさかの9mg/dl超え。要検診のE判定。

一昨年は脂肪肝E、尿酸値D。そのときの尿酸値はたしか7.8mg/dlくらいだった。半年間の投薬とキャベツダイエットで、昨年は脂肪肝A、尿酸値Cに改善。

脂肪肝を一ヶ月で撃退し体重6kg減。運動せず内臓脂肪を減らすたった1つの方法。 - ぞうブロ~ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

それで油断したわけじゃないけど、今年は尿酸値E、脂肪肝Dに転落。

そういや最近、足首がじんじんして、夜眠れないことがある。まさか通風の前兆?それに、下腹部がチクッとするときがある。まさか尿管結石の前兆?

 

でも、なんでや。ここ半年、ビールは月に一杯飲むか飲まないかなのに。

コロナ禍と子育てを言い訳にして、運動は全くしてないけど、体重もそんなに増えてないのに。

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真実の矢を放つときは、その先端を蜜に浸せ~くら寿司足ドン息子vs隣の中高年女性 

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家族の週末のお楽しみ、くら寿司での出来事。

大好物の玉子が到着し、テンションが上がった3歳の息子が、足をバタバタさせた。

そのとき、何度かドンと足が椅子に当たってしまった。

テーブル席の椅子は、隣テーブルの椅子に背中合わせに繋がっているので、響いてしまう。今までも何度かあったけど、そのたびに、ドンドンダメやで、そう息子に注意していた。

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論文試験が終わりました(いろんな意味で)

昨日は昇進の第一関門、論文試験でした。ようやく終わりました。

ここ最近、論文の練習と本業のドタバタ、加えてエアリスのテーマのピアノ練習、さらにはロマサガRSで、ブログを書く気力が残っておらず、更新が滞っていたことをお詫びいたします。

それにしても論文試験は面倒だった。毎週毎週、書いては直され。一向に上達してる自覚がない。

一時はストレスで、品質=おっぱい、開発=えちえち等と、キーワードを勝手に脳内変換してストレス発散してました。

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がんばった息子、がんばれない親父

土曜日の朝。全身の水いぼが酷くなってきた長男を久々に皮膚科に連れて行く。3歳半になり、待合室ではお利口さんに待てるようになった。しかし、いざ先生と対面し、上半身を裸にされ横たわると観念したのか、ベソをかきながらも必死で涙を堪えている。

 

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小泉進次郎大臣に学ぶ、セクシー昇進論文講座

やばい、ブログの更新が滞ってきている。

本職が忙しいのに加え、昇進試験の論文に苦戦しているからなんです。

 

論文で求められること。会社を取り巻く現状の把握。課題の抽出、真因の分析。課題解決のため貴様はどのように取り組むのか。どう仕組みを改善し、人材育成し、会社に貢献するのか。

さあ言え。2000文字で謳ってみやがれ。まさに会社に忠誠を誓うための踏み絵。

たったの2000文字。このクソブログの駄文なら一瞬なのに、なぜこんなにしんどいのか。

一言「知らんがな、給料あげろ」と言えれば、どんなに楽だろうか。

 

書いては直されの繰り返し。内容が抽象的だと怒られ、具体的に書くと書きすぎだと怒られ、オリジナルの提案を書けと言われて書いたらそんなの当たり前だと怒られ、ある人には大分良くなってきたと言われ、別の人には前より悪くなったぞと言われ。

 

見てもらえるのはありがたい。けど一体、何を書けばいいんだ。誰の言葉を聞けばいいんだ。

藁にもすがる思いでネットサーフィンをしてると、とある傑物に出会った。

そう、小泉進次郎環境大臣である。

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https://yujisyuji.hatenablog.com/entry/2019/09/26/070000

大臣のお言葉には、本質を隠し、質問者を煙に巻いて撃退する、不思議なパワーがある。加えて端正な雰囲気、父親譲りのユーモア。さすが若くして大臣にまで上り詰めたお方だ。

 

私は閃いた。彼の真似をして論文を書けばいい。

中身の無い人間が、それらしく見せるには、それが一番いい。うん、そうしよう。

というわけで、少し書いてみました。

 

 

私は設計部署で現行製品の品質問題対応を推進している。

市場を取り巻く環境は、クールにハッピーに、かつセクシーに変化している。ほとんど知られていないが、プラスチックは石油からできている。

そんな中、依然品質問題を発生させていることは反省している。ただ、反省していると言いながら反省をしている色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省をしている。

今のままではいけない、だからこそ私は今のままではいけないと考えている。

そのためには品質問題を解決しなければいけない、だからこそ私は品質問題を解決しなければいけないと考えている。

品質問題から問題を取れば品質である。朧げに浮かんできた2つの提案を以下に説明する。

一つ目は、開発の仕組み改善である。

現状の課題に対し、仕組みを改善しないといけない。だからこそ私は仕組みの改善が必要だと考える。

二つ目は、人材育成である。

30年後、自分は何歳だろう。一緒にノドグロ食べましょうと言った時の、あの「いいんですか」っていう喜んだ顔が嬉しかった。

この二点を推進し、私は品質問題を解決する。

最後に、品質問題を解決するとは言ったが、品質問題を解決するとは言っていない。

 

 

完璧だ、完璧すぎる。

これで上司をギャフンと言わせられる。結果は別にして、記憶に残る一撃を食らわせられる。

中身がないことを恥じるのではなく、逆に持ちネタにする。

小泉進次郎構文のおかげで小泉進次郎構文で書けるものが増えたのは小泉進次郎構文のおかげです。ありがとうございます大臣。

無事試験が終わったら、ステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね。

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https://www.fnn.jp/

 

父子チャリ旅冒険記

先日、愛用のママチャリを二人乗りに改造した。休日に子守りがてら、運動不足を解消するため。

 

自宅周辺は坂が多いので、本当は電気自転車を買おうと目論んでいた。

でも、「電気は甘え。少しくらい運動してその腹をなんとかせよ」そんな嫁さんの言葉の前に、ただ沈黙するしかなかった。

 

というわけで、通勤で使ってる愛車のママチャリに、子供用の後部座席を設置。スタンドを変更し、荷台と座席を追加。合計1万円ちょいのカスタム。

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自分のでかい尻には座席が邪魔だが、なかなかいい感じ。

おそるおそる3歳の長男を乗せてみると、とても反応がいい。自分のサドル位置が高いと、私の背中で息子の視界が塞がれるみたいなので、サドルを限界まで下げた。最初は窮屈だったがすぐに慣れた。

 

以来、週末は長男と自転車でお出かけするようになった。

5月の風が心地良い。車では見過ごしてしまっていた、小さな発見に沢山出会える。まさに冒険。

 

そしてこの前の日曜も、自転車で冒険の旅に。今回は息子の希望もあり、大幅に距離を伸ばしてみた。いつも車で走るコースを、チャリで走破する計画。

とにかく登り坂がきつい。電動自転車でスイスイ抜かしていくママさんの後ろ姿を恨めしげに見つめながら、汗まみれでチャリを漕ぐ。

 

でも登りがキツい分、下り坂は最高だ。ちょっと怖いけど、めちゃくちゃ爽快。人生と同じだな。そんなベタなことを考える。ここ数年はずっと登りばかりだけど。登りのあとは必ず下りが来る。そう信じて登り続ける。

そして登り切ったあとの景色は、本当に絶景だった。

汗をかかないと、見えない世界があるのだ。

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少し疲れたな、ちょっと休憩しようか。コンビニに立ち寄り、水と、息子の大好物チョコアイスをゲット。チャリを押しながら、次はどこに行こうか、アイスを頬張る息子と相談。

よし、駅に行こう。駅の近くにはトイザらスがある。そこで長男と次男のおもちゃを買ってやろう。最近は忙しすぎて、おもちゃを買う余裕も無かった。

 

トイザらスに着くと、息子は予想通り、アンパンマンのおままごとセットコーナーに吸い寄せられていく。無理もない。毎日YouTubeで見てるものが、目の前にある。

本物に触れ、夢中になっている息子を見て、このまま手ぶらで店を出るのが忍びなくなる。帰りはチャリだけど、まあ何とかなるか。ついでに次男のおもちゃも買っとこう。

結局アンパンマンのおもちゃを3個、合計14000円なり。豪遊だ。

そういや約1万円分のPAYPAYがあったな、それを全部ぶっこんでしまおうか。

400円のスタバのコーヒーを飲むのはめちゃくちゃ躊躇して結局飲まないくせに、14000円の子供のおもちゃには一切の迷いなく投資してしまう。親の悲しい性。PAYPAYでの初決済を何とか済ませる。便利な世の中だ。

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よし、そろそろ帰ろう。でっかいビニール袋二つと、長男を抱っこし、チャリに乗り込む。案の定荷物はカゴに入らない。なんとかチャリを進めていると、背中に感じる息子の頭。なんと息子が、チャリでお昼寝をはじめてしまった。

 

そらそうだよな。こんな大冒険はじめてだ。

「あらあら大変ねぇ。気をつけてね」通りすがりのおばあちゃんが声をかけてくれる。家まで残り2kmの登り坂。バカでかい荷物、首をぐわんぐわん振り回す息子、自らの汗の匂いに翻弄されながら、なんとか帰宅。

 

こうして走行距離10km、3時間の大冒険は幕を閉じた。さすがに疲労困憊。ちょっとやりすぎたかな。でもオモチャに大興奮の長男と次男を見て、ああ良かったなと安堵。私のPAYPAYポイントも浮かばれる。

 

いつか次男も乗せてやりたい。その頃には長男は、自転車に乗れるようになっているかな。

男三人自転車旅。やりたいことがまた一つ増えた。それまで体力つけとかないとな。仕事や論文なんかに負けてられないよな。いざとなったら電気自転車に頼ります。