ページ コンテンツ

ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想と現実の狭間で闘う、不惑のエンジニアのブログ

2週間でコロナ、風邪、インフルエンザの三冠を達成しました

先日、二度目のコロナで、三度目の一家全滅を食らった記事を書いた。

二度目のコロナ感染、三度目の一家全滅。 - ぞうブロ~ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

しかしこの悲劇には、まさかの続きがあった。

コロナが落ち着いたのもつかの間、インフルエンザで、我が家は四度目の一家全滅を食らってしまったのだ。

続きを読む

自閉症スペクトラムの長男がおとうさんと呼んでくれた。

5歳の長男は、自閉症スペクトラムらしい。

f:id:elep-peace:20230202081457j:image

https://en-c.jp/column/asd/

一歳半検診で、「ちょっと自閉症スペクトラム入ってるかもしれませんね」と言われても、最近流行りの、「何でも病名つけたがる病」だと思っていた。

続きを読む

二度目のコロナ感染、三度目の一家全滅。

10年ぶりの大寒波が日本に襲来した日。我が家でも背筋が凍る出来事が起きた。またもコロナに襲われたのだ。

ちょうど一年前。我が家は全員コロナに罹患し、一家全滅した。

https://www.elep-peace.com/entry/covid19_review

悲劇再び。感染判明から現在までの経緯を記録しておきます。

  • 家族構成
  • これまでの経緯
    • 1/20金 プロローグ~長男発熱。
    • 1/21土 長男陰性も、次男発熱。
    • 1/22日 静養。
    • 1/23月 嵐の前の静けさ。
    • 1/24火 異変の兆し。
      • 朝6時 体調悪化
      • 昼頃 MUGONで熱っぽい
      • 夕方 微熱
    • 1/25水 夫婦でフェアリー。
      • 午前3時 オカンとの再会
      • 午前7時 二度目の全滅の記憶。フェアリー爆誕
      • 午前10時 最後の抵抗。関係者への感謝1
      • 昼すぎ 妖精は不動明王に
    • 1/27金 エピローグ。コロナよりも大変なこと。関係者への感謝2。そしてお祓いへ
続きを読む

君との熱い一夜が忘れられない。

君と僕とは、一緒になってはいけない。

君と僕とは、住む世界が違う。

君の世界には、迂闊に足を踏み入れてはいけない。

 

少し踏み込むくらいならいい。

でも、快楽に溺れ、どっぷりはまってしまうと、もう抜け出せなくなる。

全てがどうでもよくなり、君のことしか考えられなくなる。

続きを読む

11連休が明けて

冬休み、11連休。振り返るとあっという間。

実家に帰って鬱になり、ひたすら子守をしてたら終わってた。

実家でのダメージは、だいぶ回復した。

正月早々物騒な記事を書き失礼しました。

暗い話ばかりだと、書くのも読むのも大変なので、馬鹿話を書いていければ。

続きを読む

明けましておめでとうございます。実家の近況、バニーガール、2023年の抱負。

明けましておめでとうございます。

昨年は色々お世話になりました。

と言われても、あなたのお世話もしていないしされてもいませんよ。そうせせら笑われるでしょう。僕自身、昨年は子供達と会社のサボり爺のお世話をしていた記憶しかありません。

続きを読む

はてなブログは卒業しません

先日、はてなブログを卒業すると高らかに宣言しました。

https://www.elep-peace.com/entry/thankyou_hatenablog

理由は、はてなブログのpro更新が迫ったタイミングなのもあるけど、まとまった長さの文章を書くことに挑戦したいためだと。

 

しかし、最初に言わせて下さい。

はてなブログは、やっぱり、やめません。

 

勝手に辞める宣言して、わずか一週間で、勝手に戻ってくる。

まさに、かまってちゃんの極み。中2の家出。迷惑千万メンヘラおじさん。

 

だいたい、はてなブログを止めても、まとまった文章が書けるわけではなかった。

空いた時間が、ロマサガRSのバトルヒストリアに変わっただけだった。

それに、なんだかソワソワするようになってしまった。

少し戯言を書きたいな。まとまった長さにはならないけど、Twitterにはおさまらなさそうな。

ふとそう思っても、それまで当たり前にあったブログは、もうない。

辞めてから、捨てたものの大切さに気づく的な。

別れてから、好きだったことに気づく的な。

 

通勤時間が手持ち無沙汰になった僕は、ふと、子供の頃を思い出した。

中学受験を控えてた僕は、成績が全然伸びてなかった。

受験まであと三ヶ月になっても、判定はD。塾に入ったのが小6と遅かったのもあるかも。

一方で、幼稚園から続けていた柔道クラブにそのまま通っていた。

そして塾の面談で、小憎たらしい塾長から言われた。

「このままだと落ちます。今すぐ柔道を辞めて勉強に集中しなさい」

柔道が特別強かったわけではない。もちろん好きでもない。むしろ嫌いだった。

しかし、その小憎たらしい塾長に言われ、僕の反骨心に、いや何より親父の怒りに火がついた。

 

親父は物凄い形相で、静かに言った。

「二兎を追う者は、二兎とも得るんやぞ」

「天は二物も三物も与えるんや」

柔道を辞める選択肢は、僕にはなかった。

 

翌日、僕は塾長に言った。

柔道は辞めません。

塾長は、苦笑いしながら、

「あっそう、頑張って」と、まるで匙を投げたように言って去っていった。

幸いいい友達にも恵まれ、その友達と二人で苦手だった算数の面積の問題を解きまくり、なんとかギリギリで合格できた。友達も合格した。

合格後、塾長に報告した。

「おめでとう」あっさりとした祝辞が返ってきた。

内心、ざまあ見ろと思った。

 

逆に、中学進学後や、大学受験前は、勉強に集中するためと、その地元の柔道クラブを辞めた。

高校が部活禁止・男女交際禁止だったのもある。

綺麗な言い訳を言って、楽な方に流れた。

そのときは、結局遊んでしまい、もちろん成績は伸びなかった。

部活もクラブもしない代わりに、男女交際にうつつを抜かしていた。

何より、自信がなくなり、気持ちが弱くなってしまった。

 

ある意味、今の僕と同じだ。

ブログも更新できない人間が、どうしてまとまった文章を書けるというのか。

 

ゴールがどこにあるかわからないけど、迷わず書けよ、書けばわかるさ。

継続は力なり。そんなかっこいい言葉を、今は信じたいと思う。

 

というわけで、はてなブログは辞めません。もう少し続けてみます。お騒がせしてごめんなさい。誰も騒いでないですね。

 

はてなブログproの自動更新を外し忘れてしまったことは、ここだけの秘密です。

 

今後とも宜しくお願い致します。

アルゼンチンおめでとう。フランスお疲れ様。感動的な死闘をありがとう。

W杯の決勝、アルゼンチンvsフランス戦を見てました。

決勝に相応しい、ものすごい死闘でした。

今回のワールドカップに限らず、ここ最近観た試合の中でも、日本戦を除けば、間違いなくナンバーワンの感動的な試合だった。

続きを読む

はてなブログを卒業します

はてなブログをはじめて、なんだかんだで多分7年。

これまでたくさんの駄文を垂れ流してきましたが、ここらで一旦休止しようかなと思ってます。

少なくともpro契約はやめようと思います。

 

ネタが定まらないこと、

微妙に身バレしてること、

収益が雀の涙なこと、

色々理由はありますが、一番の理由は、

まとまった文章を書くことに挑戦したいからです。

すでに書きはじめていますが、ブログとの両立はなかなか時間がキツくなってきました。

 

はてなブログでこのまま書けばいいじゃないか。

ブログの更新すらロクにできない人間が、長いものを書くなんて無理でしょ。

なにをいっぱしの小説家気取ってるんだ。

 

僕自身もそう思います。

しかしはてなブログを残していると、ここで甘えて、これまで通りダラダラ駄文を重ねるだけになりそう。

なので、ここらで心機一転、

新しいことにチャレンジしたいという気持ちが強くなりました。

短い文章なら、Twitterで事足りるし。

 

まあ本音を言うと、pro契約の更新が迫ってきたのが正直な理由です。

累計50万PVとお小遣い8000円が目前なので、葛藤はありますが。

そうでもしないと新しい世界に踏み出せなさそうで、一旦区切りをつけたいです。

 

今のドメインが使えなくなるのは寂しいけど、まあブログ自体が消えるわけではない。

全くの別名で、全く別の場所で、ゼロからぼちぼち活動していこうと思っています。

 

というわけで、長らくご愛顧ありがとうございました。

僕のことは嫌いになっても、はてなブログのことは、嫌いにならないで下さい。

 

と言いながら、いやー長い文章書くって大変ですよねーなどとほざき、

はてなブログで書きたいことが、また見つかった、なんて言ったりして、

シレッと出戻りをかますかもしれません。

その時は、笑顔で石を投げつけてください。宜しくお願いします。

演奏にはその人の生き様が乗る

京都ストピ旅の思い出をひとつ。

京都駅東広場のストリートピアノ。

立派なグランドピアノ。沢山のギャラリー。

演奏者はみんな、とても上手い人ばかり。

 

そんな中、一人で来ていた、年配の男性。

地味な服装で、お爺さん手前に見えたその人は、訥々とピアノを弾き始めた。

坂本龍一の戦場のメリークリスマスだ。

決して上手なわけではない。

ところどころ詰まりながらも、ゆっくり一音一音、弾いていく。

まるで、何かを確かめるように。


懸命に、丁寧に、演奏する彼の彼の背中からは、えもいえぬ人生の重みが感じられた。

まるで本当に戦場でピアノを弾いているように思われた。

あるいは昔、本当に戦場に行き、そこでピアノを弾いていたようだった。

彼が二曲目に、「新・映像の世紀」の曲(神のパッサカリア)を弾いたので、余計にそう感じられた。

思わず、惹きこまれ、聴き入ってしまった。

 

高度なテクニックを駆使した、華やかな演奏。

そんな上手な人は、沢山いた。

もちろんみんな、素晴らしかった。

 

でも一番心を揺さぶられたのは、あの静謐な、戦場のメリークリスマスだった。

演奏には、その人の生き様が乗るんだなあ。

f:id:elep-peace:20221213083312j:image

自分はまだピアノ歴2年の、ど下手くそ初心者。

上手い演奏はできないかとしれない。でもせめて、心を込めて丁寧に演奏したいと思った。

まず練習しないとですけどね。

 

京都旅最高すぎた。7回目の結婚記念日。容赦ない現実。

待ちに待った、束の間の自由な時間は、終わりました。

京都でのストリートピアノ巡り、レトロ喫茶巡り、何より自分探しの旅。

それはもう最高で最高で、夢のような幸せなひと時でした。

あまりにも密度が濃すぎたので、簡単に。

 

ストリートピアノは、京都駅東広場のグランドピアノと、京都駅WESTの駅ピアノに挑戦。

特に東広場の方は、これぞワールドカップという大舞台。

周りは上手い人ばかり。ギャラリーもたくさん。

f:id:elep-peace:20221212084313j:image

一番得意な、ザナルカンドにてとポドールイを演奏。

元々下手くそですが、緊張し上手く弾けず、恥をかきました。指と足の震えが止まりませんでした。

しかし、高い舞台に立てたことは、今後のピアノ人生の糧になりました。

練習で、わずかでもミスるところは、本番だと必ずミスる。

自信を持って演奏するために、さらなる鍛錬が必要だと知りました。

しっかり練習して、リベンジしたいと思います。

 

レトロ喫茶巡り、京都スポット巡り、グルメ巡りでは、創作活動へのインスピレーションを沢山得ました。

まるで文豪になった気分で、今後の構想(妄想)を、沢山得られました。

早く形にしたくてしょうがない。

 

先斗町の焼き鳥とビール最高だったな。

大豊ラーメン、20年前と変わってなかったな。

ソラレの雰囲気、最高だったな。

その他も、何もかもが、全て…

 

本当に、本当に、幸せなひとときでした。

ありがとう、ありがとう、ありがとうございました!!

写真はソラレのゼリーポンチ。インスタ映え抜群。

f:id:elep-peace:20221212082601j:image

今回の旅のこと、得たことは、今後きちんとまとめて形にしたいと思ってます。

ありがとう、京都。

f:id:elep-peace:20221212083100j:image

 

旅の高揚感とワールドカップによる寝不足だったけど、休む間も無く、七回目の結婚記念日のイベントをこなしました。

 

とにかく、花束を渡せ。

そうすれば、一年間のマイナスが、一旦チャラになる。

 

昔、取引先の方が接待の席で教えてくれた金言を、今年も忠実に実行しました。

一周年で花束を渡してしまったので、今更やめられなくなったのが本音ですが、そんなことはおくびにもださず、バレバレのサプライズ感を演出しました。

f:id:elep-peace:20221212083229j:image

その後、家族で久々の焼肉。肉を味わう暇もないほど二人の子供に翻弄されましたが、それも含め、いいひと時でした。

遊んでいた分を取り返すべく、家事子守をこなし、子供と共に泥のように眠りました。

 

そして迎えた月曜日。容赦ない現実。

仕事なんてしたくありません。

僕の心は、まだ京都にあります。

でも、辛いことも、楽しいことが待ってると思えば頑張れる。

次の自由な楽しい旅の時間を楽しみに、まず今日、頑張ります。

束の間の自由な週末に向け、絶対に負けられない戦いがそこにはある

いよいよ今週末、久々の自由がやってくる。

束の間だけど至高の、ひとり時間が。

このために、これまで家庭でこつこつポイントを積み重ねてきた。

嫁さんには先に、一泊二日のひとり時間をプレゼント。

週末はこれでもかと息子二人と男三人旅をして、嫁さんに自由時間をプレゼント。

多少体調が悪くなっても、有休は無駄遣いせず、在宅勤務で耐え切る。

夜な夜な皿を洗い、洗濯物を干し、風呂トイレを掃除し、休日は下手くそな朝飯を作り、

この一ヶ月、下心まみれで、ひたすら功徳を積み重ねた。こっそり宿も確保した。

 

しかし。

異変はまず、職場で起きた。

先週から、右隣の先輩がコロナ陽性。

同時期に、左隣の女性の後輩が身内の不幸。

どちらも大変で、仕方のないこと。

問題は、彼らの仕事が、ダブルで僕にブーストされること。

彼ら彼女らの分まで仕事をこなし、そして上司のキラーマシンや評価部隊のDQNどもに、きっちり三人分、フルボッコにされる日々。

 

それでもまだいい。全然耐えられる。僕には希望の週末があるのだから。

人は、絶望の中では生きられない。

が、希望に満ちた死を選ぶことはできる。

 

仕事もなんとかこなし、夢にまで見た週末が目前に。

とうとう、ここまで辿り着いた。

 

しかし、神は我にさらなる試練を与えた。

昨晩、二人の子供が、揃って微熱を出したのだ。

少し元気がなく、鼻水を啜っている。

間違いなく、夜中に高熱を出すパターン。

「パパ、ダメだよ」

「僕たちを置いてくの」

彼らは、真っ赤なほっぺで、そういわんばかりに僕を見つめる。

ほんの三週間前、喉風邪の次男を夜通し看病し、胃腸炎の長男のゲ○を夜通し手で受け止め、あえなく一家全滅させられた苦い思い出が蘇る。

あの時次男にもらった喉痛と咳は、まだ治っていない。

 

祈る思いで、一夜が明けた。

久々にサッカーのない夜なのに、なかなか寝られなかった。

幸い、二人とも高熱は出さなかった。

しかし大事をとって、幼稚園を休ませることに。

嫁さんは、在宅勤務の傍ら二人の子守。

必然、機嫌が悪くなる。

そんなときに、

「じゃ、遊びに行ってきまーす♪約束やったもんねっ。子守と看病よろしくぅ!さーてどこ行こっかな〜、あ、ルンルンと♫」

一体誰が、そんなことを言えるだろうか。

言えるのは、命知らずの勇者か、とんでもない阿呆か。

 

ああ、神様、仏様。

なぜ僕はいつも、こうなるのですか。

 

神様「遊びと子供、どちらが大切なのですか?」

仏様「煩悩まみれの見せかけの行いは、功徳とは言わないのですよ」

キラーマシン「そういやあの(先輩&後輩の)仕事はどうなってるの?ちゃんとフォローしないと」

DQN「後輩ちゃんの部品、早く設計発注しとけよオラァ!」

サボり爺「……」返事がない。どうやら昼寝のようだ。

 

今日はなんとか切り上げて早く帰る。

何より子供達が無事回復しますように。

看病、子守、家事。

今夜の頑張りが、週末を決める。

絶対に負けられない戦いが、そこにはある。

f:id:elep-peace:20221208145014j:image

https://www.oricon.co.jp/special/58251/

 

 

これがベスト8への壁。日本代表、夢をありがとう。

日本1(PK1)-1(PK3)クロアチア

日本は前半終了間際、前田のゴールで先制。

しかし後半、ペリシッチに同点ゴールを決められ、延長戦の末、PK戦で敗れ敗退。

悲願のベスト8には、またも届かなかった。

サプライズを巻き起こした日本代表の挑戦は終わった。

f:id:elep-peace:20221206081005j:image

正直、勝てる可能性の高い試合だった。

いくつか決定機は逃したけど、前半は理想的な展開。献身的に走りまくっていた前田の得点には感動した。

しかし後半追いつかれると、その後は防戦一方に。クロアチア得意の泥沼戦にズルズルと引き摺り込まれた。

権田のスーパーセーブ、守備陣の忍耐、伊東遠藤の奮闘、途中交代の三苫の惜しい場面もあったけど、120分で勝ち切ることができなかった。

攻めのカードがもう一枚あれば。鎌田や南野の調子がもう少し上がっていれば。個人的には、久保くんの不在が響いたと思う。

 

クロアチアを舐めていたわけでは、もちろんない。

けど、ドイツ、スペインに予選で勝ったことで、クロアチアになら勝てるかも、勝てるだろう、勝ってほしい…

次、本気のブラジル戦が見たい…

僕自身も含め、そう思っていたことは否定できない。

 

しかしこれが、クロアチアのしぶとさ、前回準優勝国の強さ。

これが、ワールドカップベスト8への、壁なんだ。

解説の岡田さんが言ってたけど、まだ、何かが、足りないんだ。

 

ドイツ、スペインを撃破してのグループ首位での予選突破は、本当に感動したし、素晴らしかった。

コスタリカ戦での敗北も含め、手首がもげるほどに手のひらを返させてもらった。

何より、パワーをもらった。

 

こんなに楽しませて頂いて、日本代表の皆様には、本当にありがとうございました、お疲れ様でした、と言いたい。

本当に、よくここまでやったと思う。

 

でも敢えて、ベスト16素晴らしい!感動をありがとうニッポン!などと、手放しで讃えることは、グッと我慢したい。

正直、もっと上の景色を見られるチームだったし、ベスト16で散るには、まだ早かったと思う。

このチームがベスト4をかけて、ブラジルにどれだけやれるのか見たかった。

 

予選ではたしかにドイツ、スペインを倒した。

でも、予選と決勝トーナメントでは、全く別レベルの厳しい戦いになる。

日本にはまだ、そこを突破する力はなかったということだ。

 

課題も沢山ある。

たとえばPK戦。PK戦に限っていえば、完敗だった。

PKは時の運。蹴った人は責められない。勿論その通り。

しかし前大会もPK戦を勝ち上がったクロアチアとは、明らかにシュートの質、メンタリティーが違った。

戦犯というわけではないけど、先頭の南野なんかは、蹴る前から外すオーラに満ちていた。

経験の差なのかもしれない。しかし結局は、単純に実力差だった。

ベスト8を目指すには、そこもレベルアップしていかないといけないのだろうと、率直に思った。

コスタリカや今日のクロアチアのような、守備の強いチームへの対応も課題だろう。

今回のワールドカップをきちんと総括、分析し、四年後に繋げてほしい。

 

吉田キャプテン、ブラボー長友含め、今回で代表引退するメンバーも出てくるだろう。

それが、とても寂しい。

だけど同時に、きっと新星も現れる。

三苫や堂安には、ビッグクラブからのオファーもあるだろう。しかし、ビッククラブに在籍するだけでは足りない。ぜひ活躍してほしい。言うのは簡単だけどね。

今回の敗戦を糧にしつつ、少し休んで、またクラブチームで、代表で、ステップアップを目指して頑張っていただきたい。

 

四年後はアメリカ・カナダ・メキシコ大会。出場国数も増える。

そこに至るまで、どんなドラマが待っているのだろう。

久保くん、三笘さん、大然さん、堂安さん、冨安先輩、そして遠藤様、他の皆様。四年後頼んだで。

 

寝不足の朝。空虚な気持ちで、いつも通り、満員電車に揺られる。

四年後へのカウントダウンは、もう始まっている。

自分自身、遠い四年後に向け、納得いくように頑張ろう。

日本代表がこんなにもパワーをくれたのだから。

 

日本代表の皆様、本当にお疲れ様でした。

少し休んで、また四年後、夢の続きを見させて下さい。

夢と勇気と感動を、本当にありがとうございました。