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ぞうブロ

サラリーマンエンジニア象の、本格エッセイという名の妄想寝言。

【事故全記録】クソジジイにぶつけられ、損保ジャパンと弁護士に失望しつつ、示談に持ち込んだ話。伝えたい教訓9つ。

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1月末、嫁がジジイに車をぶつけられました。それから4か月弱、面倒な交渉を経て、ようやく示談が成立しました。

長文になります(約9000字)が、経緯や示談の流れ、得られた教訓を、全てまとめました。今後もし同じような事故に遭われた方の、参考になることを願って。

 

 

事故の概要。

1月末の平日の昼過ぎ、1歳の子供を乗せた嫁さんは、図書館の駐車場から出ようとしていた。その前をジジイの車が通りすぎた。ジジイは奥のスペースに停めるのだろう。そう思って車を出そうとした瞬間、ジジイの車が猛スピードでバックしてきた。明らかに後ろを見ていない。慌てて嫁はクラクションを2度鳴らした。ジジイが気づいて減速するも間に合わず、ジジイ車の右後ろと私の車の右前が衝突した。幸い嫁さんと子供に怪我はなかった。

 

ジジイ夫妻は、「すみませんこちらが100%悪いです」と平謝りしたかと思えば、見苦しい夫婦喧嘩を始めた。やがて警察が来て、事務処理をした。その際ジジイが警察に、「駐車場内の事故で」のフレーズを連呼していた。まだその意味は分からなかった。ジジイと会ったのは、これが最後だった。私はジジイの顔すら分からない。2時間近く拘束され、その夜息子は熱を出し、いつもより多く泣いた。

 

保険会社が入り、示談交渉開始。提示された条件に唖然。

その後、双方に保険会社が入り、示談交渉がスタートした。

私達:東京海上日動、ジジイ:損保ジャパン

まず嫁は、味方の東京海上日動の担当オペレータに、事故の概要を説明し、相手には速やかな全額賠償を求めた。

しかしその後、相手方の損保ジャパンの女性Y(後述)からの電話に、嫁は驚愕した。

「まあ、今回の件は『お互いの不注意』という事で…」

そして続けた。

「過失割合は3:7でどうでしょう」。

過失割合3:7とは、

「自分車、ジジイ車の修理費の支払い割合=自分3割:相手7割」

ということだ。なぜ3割もこちらが過失を認め、相手車の修理代まで支払わないといけないのか。当然納得いかなかった。しかしYは続けた。

「これでもいい割合なんですよ。これ以上は譲れません」

嫁の怒りは頂点に達した。

 

不誠実なジジイと損保ジャパン、頼りない東京海上日動に激怒。

事故から2週間がたった。過失割合は3:7で変わらず、私の車も壊れたままだ。

一度、車の様子から事故の状況を再度確かめたいと、相手の損保ジャパンから連絡があった。第三者の調査機関を入れて、過失割合の妥当性を再検証すると。

しかし蓋を開けると、第三者の調査機関=同じ損保ジャパンの社員だということが判明した。加害者が調査して、割合が被害者に有利になるはずがない。

 

その間、東京海上日動からは、事故車の調査依頼はもちろん、音沙汰無しだった。私達のイライラは、どんどん募っていった。

後で聞いたことだが、事故車の調査は、相手の保険会社同士が行うのが通例だそうだ。

つまり、私の車は敵の損保ジャパン、加害者の車は東京海上日動が調査する話だった。しかしそのときは、そんなこと全く知らなかった。

ようやく、味方の東京海上日動の女性オペレーター(Kさん)から連絡が来た。損保ジャパンとの交渉の中間報告だ。その言葉に、妻はまた耳を疑った。

 

「相手の方(=加害者)は、クラクションが聞こえなかったと言っているそうです」

「事故の件は、よく分からないので、保険会社に全てお任せしているそうです」

「相手の方(=加害者)は、早期の円満解決を望んでいるそうです」

 

そして、早く車を修理したいという妻に、こう言い放った。

修理すれば、3:7の過失割合を認めたことになります。ご承知おきください。

納得いかないのであれば、自腹で建て替えて、先に修理しても構いません。ただしその場合、私たちは修理費を建て替えられません

 

私は直接事故に遭っていなかったこともあり、これまでの対応は妻がしていた。しかしもう、我慢の限界だった。

 

保険会社を隠れ蓑にして逃げ隠れる加害者のクソジジイ。クラクションが聞こえたから慌てて減速したんだろ?嘘つきめ。

加害者につまらない入れ知恵をし、被害者を煽り倒した上に修理費まで強いてくる、ク損保ジャパン。後手後手の対応で、相手に押されっぱなしの、頼りない東京海上日動。怪我も無いし、女と小さい子供だという事で、軽く考えてるんじゃないか。どいつもこいつも舐めたマネしやがって。絶対に許さんぞ。

 

妻に代わり戦争に参画。敵味方の保険会社とバトル開始。

私は妻から対応を引き継いだ。妻も精神的に参りかけていたし、何より自分自身、怒りが爆発したからだ。もっと早く矢面に立つべきだったと少し悔やんだが、仕方ない。

まず味方であるはずの東京海上日動に電話した。担当オペレーターKさんは若い女性っぽく、いかにも頼りなさそうだった。

 

「2週間様子を見てたが、加害者に事故調査をやらせて、今まで何やってたんだあなたたちは。

相手に押されっぱなしじゃないか。あなた方はこちらの味方の立場でしょ?

あの事故状況で過失割合が3:7というなら、ウチの何が3割悪いのか、納得できるように説明してくれ。

それもできないなら、その3割は御社かあなたで負担してもらう。

こちらはビタ一文払わない。

自分のミスで相手の物を壊したら、キチンと謝って全額弁償するのが、人の筋でしょう。正直0:10でも足りないくらいだ。車の修理代だけじゃ済まない。車は凹んだままで、たくさんの手間暇を取らされ、何度も不愉快な気持ちにさせられた。

過失を認めなければ修理代を建て替えろだと?ふざけるな、あなた方が建て替えろ!

そもそも、もしも嫁さんや子供に何かあったら、一体どうしてくれるんだ!

 

私は怒りをストレートにぶつけた。Kさんには気の毒だが、言うべきことは言わないといけなかった。

 

本当は、直接加害者に電話をし、怒鳴り込んでやりたかった。しかしそれは、東京海上日動にも損保ジャパンにも、固く止められていた。

相手が逆ギレしたり、脅迫されたと被害者に転じて訴えてくる可能性があるらしいからだ。

 

なので、加害者に直接言えない代わりに、相手の損保ジャパンにも電話した。担当の女性Yは、終始めんどくさそう、やる気なさそうで、かつこちらを煽るような話し方だった。それが余計に私の苛立ちを増幅させた。妻も同じ気持ちだったろう。

「あなた自分の車が同じようにぶつけられて、同じ過失割合で納得できますか?」「はい、できま~す」

「人の物壊しといて、壊した人の車の修理代まで3割払うなんて、おかしいと思いませんか?」「全く、おかしいと思いませ~ん」

この繰り返しだった。声と対応の酷さからして、小太りでブツブツだらけの小汚い行き遅れ性格ねじ曲がり系のクソブス中年女だろうというのが伝わった。

あなたじゃ話にならないから上司を出して、と言うと、ブチっと電話を叩き切られた。その後上司が、わざとらしい丁寧な言葉で電話してきた。私は再度伝えた。

 

「加害者が円満で速やかな解決を望むと言っているのなら、やってることが違う。そしてあなた方は、火に油を注いでいる。

速やかに全額弁償してもらうしか、円満和解はありえません。

保険屋同士は3:7で勝手にすればいいけど、本気で円満解決したいのなら、残りの3割を自主的に払え。加害者にそう伝えて下さい。

最後に、あなたの部下の女性の話し方は、社会人として失格だ。きちんと教育指導しとけ」と。

 

翌日、その上司から電話がきた。「3割分支払うよう加害者に申し入れましたが、ダメでしたサーセン」どうせ、まともに話すらしてないであろう

「相手がこんなこと言ってますけど、あいつらキ〇ガイなんで、こんなの絶対払わなくていいですからね。私たちにお任せください!支払費用を相手に負担させて、お安くしますよ!」そう入れ知恵をしてるであろうことは、明らかだった。でも、これ以上、どうすることもできなかった。

 

3:7⇒2:8でも納得できない。弁護士特約を使うことに。

一連の電話の後、過失割合が2:8になった。東京海上日動の彼女がようやく重い腰を上げ、本気で交渉してくれたのだろう。でも望みの0:10にはならなかった。

東京海上日動の担当の女性は、意気揚々と電話してきた。要約するとこうだ。

 

2:8はすごくいい割合ですよ。なかなかないですっ!だって私、すごく頑張ったんですからっ。ごねて裁判すると、割合がひっくり返るかもだから不利ですよ。それに面倒ですよね。だからここらで諦めて手を打ちましょ。」

 

もちろん頑張ってくれたのは伝わった。「ありがとうございます。で、残り2割は?」いや、これ以上は…と彼女はお茶を濁し続けた。もうこれ以上、いち担当の彼女では、どうこうできる話ではない。 なぜ2割の過失を認めないといけないのか、どうしても納得できなかった。

 

埒があかないので、他に手段がないのか尋ねた。彼女は、弁護士特約を勧めてきた。

弁護士特約とは、保険内のサービスで、過失割合など不服な点を、提携弁護士に無料で相談できるというものだ。2:8というのも、東京海上日動が弁護士に相談した上での過失割合なのは、分かっていた。しかし、この2割の根拠を法律のプロに直接確認しないと、納得できなかった。

 

弁護士に相談。しかし法律の実情、限界を知り、失望。

事故から1か月がたった土曜日。私たち家族は、まだ凹んだままの車で、法律事務所に乗り込んだ。人生初の体験だった。

事務所に着くと、これ見よがしに弁護士バッジを光らせた、同年代の人のよさそうな男性が出てきた。弁護士先生はきちんと話を聞いてくれた。そして、ある一枚の紙を見せてきた。

 

弁護士の先生いわく、駐車場内での事故は、下図にほぼ集約されるらしい。

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基本は、A:B=3:7

(Aが駐車場を走行してたとき、Bが不意に飛び出して当たった場合)

あとは気持ち程度の修正要素。

今回の事故では、なんと私たちがB(7割過失)、加害者がA(3割過失)に当たるそうだ。

「駐車場内では走行車優先」だかららしい。とはいえ、ケースバイケースなので、大体5:5から交渉がスタートするらしい。

 それだけなのだ。

 

今回の私たちのケースでは、全然違う。

でも、駐車場内での事故は、2台の車の位置関係だけで、9割がた過失割合が決まってしまうそうだ。たとえ今回のように、後方確認せず突然暴走した車にぶつけられてもだ。

過去の膨大な事例から、法曹界のエライ先生方が議論して導き出した結論なのだそうだ。エライとは(哲学)。

 

弁護士センセイは言った。

「たとえ今回のように、相手が『後ろを全く見ず猛スピードでバック走』してきても、『駐車場にいるのに、そんな運転をする車の予見を怠った』から、こちらの過失割合が2割になるんですよ。

2:8、まあこれは上図基準からすると、だいぶ『いい割合』ですよ」と。

 

ちょっと何言ってるか分からない。私は弁護士に聞いた。

「仮にあなたが同じような事故に遭っても、納得して2割の過失を認められますか?」

「あなたが駐車場で車を出そうとするとき、後ろを見ず猛スピードでバック走してくる車がいると、いつも予見していますか?」

弁護士先生は苦笑いした。「う~ん…法律上は、そう決まってますからね…」

 

私は、知り合いの事故の事例を伝えた。知り合いは今回と同じケースの加害者だった。彼は、自分が全面的に悪いといい、10割すべて弁済した。

弁護士は言った。「う~ん…法律的には、そこまでする必要はないですね…」

 

私は憤りを通り越し、無力感に包まれていた。

これが日本の法律なのか。法律とは一体、何なんだろう。弁護士は一体、誰を、何を守ってるんだろうか。

頭でっかちのおエライ先生方は、自分が同じ事故に遭っても、そう言えるのだろうか。法律に欠陥や不備があるとは、誰も思わないのかな。

加害者は手厚く守られ、被害者は泣き寝入り。人を殺めても十数年刑務所に入るだけで許される世の中だ。車をぶつけたくらい屁でもないんだろう。弁護士は弱い者の味方だと思っていた。しかし実情は違うようだ。

 

同時に、事故発生時、加害者のクソジジババが何度も「駐車場で」を連呼していた理由が分かった気がした。

おそらく奴らは経験者で、知識があったのだろう。もしくは損保ジャパンが入れ知恵したのだろう。駐車場で車をぶつけても、全額支払わなくてもいいですよと。

 

私は法律事務所を出た。1時間の打合せで、支払った駐車場代は400円

一方弁護士センセイは、相談料と称し5400円を東京海上日動から受け取っていた

全く納得いかないけど、今の日本の法律では、過失割合は2:8で納得するしかなさそうだ。悔しいけど、これ以上、どうしようもできない。

 

2割といっても、金額に換算すると約10万円の見込みだ。保険を使っても7万円。もちろん等級は下がる。車をぶつけられ、散々不愉快な思いをさせられ、労力を割いた挙句、10万円を取られるなんて。こんなバカな話があっていいのかよ。

 

今回の事故で不幸だったのは、物証がないことだドラレコ。目撃者。防犯カメラ。何もなかった。

証拠がなければ、仮に裁判になっても、何も立証できず、負け、過失割合をひっくり返される。こうして、加害者の「ゴネ得」が通り、被害者は泣き寝入りを強いられるのだ。

 もっとも、今回のような駐車場内での事故では、たとえドラレコがあっても、0:10にするのはほぼ不可能とのことだった。

 

そして4者面談へ。しかし拒絶される。

弁護士先生との打合せを終えたが、納得いかないので、私は東京海上日動に伝えた。

2:8はしぶしぶ受け入れる。ただし、せめて相手に直接、謝ってほしい。

当事者同士だと無理なら、私達、加害者、双方の保険会社での4者が集まり、その場で謝罪させてほしい。メールや文章での謝罪は、一切認めない。どうせクソ損保ジャパンのコピペ作文だ。

 

電話では、いつもの東京海上日動の女性ではなく、別の男性が出てきた。彼女もまた、私頑張りましたアピールだけをし続けた挙句、逃げたのだ。ここまで話が大きくなると仕方ないけど。

 

代わりに入った男性は、示談(クレーム?)の交渉担当、いわゆるネゴシエーターらしい。どうすれば和解、示談できるかを説得しに来るようだ。辛い役回りご苦労様だ。

 

実を言うと、私たちはそろそろ、怒りと無力感で、疲れてきている。怒るのも、結構なエネルギーが要るのだ。家まで打合せに来てくれた可哀想な初老のネゴシエーターに、私は提案した。加害者に、次の3つから選ばせてくださいと。 

  1. 過失割合2:8。4者面談の上、直接謝罪。但し私達も一言言う。
  2. 過失割合1:9。謝罪は電話で結構。但し私達も一言言う。
  3. 過失割合0:10。謝罪は一切不要。私達も一言も言わない。

謝罪の念を金で払うか、言動で払うか。それを敵に選ばせてあげる、慈悲の心だ。

 

1週間後。損保ジャパンから回答が来た。2:8。4者面談も謝罪もなし。よろしい、ならば戦争だ。クソジジイよ覚悟しとけ。そう息巻いていると、ネゴシエータが新たな提案をしてきた。

敏腕ネゴシエーターの提案、「0:8」理論。

彼の理屈はこうだ。

 

基本の過失割合は、2:8のまま。

しかし、今回、加害者の車の修理費の見積りが、この期に及んでも、正式にまだ出てきてない。

見積もりがなければ、過失割合も決まらず、従って示談などできない。だから、こちらが本来負担するべき2割の修理費用も、発生しない。0円だ。

 

一方、私達の車の修理費用について、今回もらった見積もりはこう。

  • 損保ジャパン(敵)  約22万円 ※フェンダ、バンパー、ホイール
  • 東京海上日動(味方) 約18万円 ※フェンダ、バンパー

 ホイールの微細な傷の補償を含めるか含めないかの差だ。見積もりが2種類存在するのがミソだ。

 

これを私達2割:加害者8割で負担するので、

加害車が支払うべき修理費用は、損保ジャパン見積りの8割=22×0.8=17.6万円。

しかし実際は、微細なホイールはそのままなので、

私たちが実質支払うべき修理費用は

東京海上日動の見積もりー加害者の支払額=18-17.6=0.4万円。

 

0.4万円くらいだと板金屋さんと調整し0にすることが可能。

よって、私たちの支払額は、0円。すなわち過失割合0:8。

 

こういう話だ。なるほど、上手いこと考えるなあ。実質私たちが提案した、上記③の0:10+謝罪なしとイコールだ。結果的に、この0:8理論が、敵を追い詰めることになった。

 

事故から3か月、ようやく相手の修理費用が確定。過失割合は2:8で決定。

 

事故から3か月が過ぎてもなお、正式な修理費を出してこないジジイと損保ジャパンに、私たちは通告した。〇月〇日までに最終見積もりを出さないと、示談しない。費用も支払わないと。

それまで、のらりくらりと逃げ続け、「正式な見積りを出す日程を出す日程」、すらはっきり伝えてこなかった損保ジャパン。しかしこの効果は抜群で、3日後に出してきた。

というか、ここまで言わなくても最初から出せよ。私たちの怒りは、クソジジイ以外に、損保ジャパンにも向かっていた。

 

過失割合は2:8で決定。割合を相殺し、結果的に、私たちはジジイから約13万円を受け取ることになった。全て修理すると足が出るが、フェンダだけ治すならほぼゼロでもいけるかもしれない。しかしまだ、終わっていなかった。最後、落とし前を付けないといけなかった。

 

3者面談。長く虚しい闘いが終わった。

加害者からの直接謝罪が通らないのなら、せめて代理人の損保ジャパンに謝ってもらう。加害者の代理というだけでなく、見積りだけでなぜ3か月もかかったか。あの担当の女にはどういう教育をしてるのか。それを伝えるため、3者面談(私達+東京海上日動ネゴシエーター+損保ジャパン)を希望した。

 

この期に及んで、損保ジャパンは悪あがきをした。まず問題の原因となったYは出席しない。そして3者面談の日時を、平日9時~17時で指定してきた。つまり私に仕事を休んで来いとのことだ。ふざけるなと一喝。平日19時、損保ジャパンの支社に、私達家族3人とネゴシエーターは、乗り込むことになった。

 

いよいよ敵と対峙。そこに現れたのは、かつて私が電話で話した、あのY氏の上司を名乗る人物だった。こちらのネゴシエーター同様、困り眉の気のよさそうなお爺さんだった。こちらの戦意をそぐ作戦か。しかしもう、正直、私たちは疲れていた。この人に怒っても仕方ないことも、分かっていた。私たちはできるだけ紳士的に、かつてクソ煽り対応をしてきたYの文句を言った。

 

同時に、なぜこんなに見積りが遅れたのか尋ねた。それを聞き、私たちは怒りを通り越し呆れ果てた。ジジイは鈑金屋ではなく、わざわざ混雑していて値段の高い正規のディーラーに修理をお願いしたらしい。昨年の台風の影響がまだ残っていて激混みにも関わらず、だ。

しかも私たちの車はまだ凹んだままだが、ジジイは既に車を修理済らしい。もはや、怒りも沸いてこなかった。クソジジイは最初から最後まで、クソジジイだった。控えめに申し上げて、100回くらい轢き殺してやりたい。

 

一時間弱のやり取りの後、示談書にサイン。

こうして、長い長い闘いは終わった。ネゴシエーターのお爺さんとは、すっかり仲良くなった。

当初の「3:7、謝罪なし」から「2(実質0):8、3者面談」までもってこれました。満額回答じゃないけど、ここら辺が妥結点なのかなと思います。ありがとうございました。

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 今回の事故から学んだ教訓9つ。

1.事故に遭ったら、まず119番、そして110番。保険会社にも連絡。

 

 加害者でも被害者でも、とにかく鉄則。まずは落ち着いて。

2.被害に遭った場合は、たとえ何もなくても、翌日に病院に行っておこう。

 何かあるかもしれないし、後々の交渉で使えるかもしれないから。

3.担当オペレーターだけで埒が明かない場合は、話を大きくして、ネゴシエーターを引っ張り出そう。

東京海上日動では、ネゴシエーターは、全事故の1割ほどしか登場しないそうです。使わないと勿体ない。そもそもオペレーターがダメダメだと、収まるものも収まらない。

4.オペレーターやネゴシエーターには遠慮してはいけない。

 

そのために保険料を払っているのですから。もちろん、良識の範囲内で。

5.加害者⇔被害者の直接のやり取りはNG。

最悪、脅迫したと開き直られて面倒なことになるそうです。 

6.弁護士特約は利用してもほとんど無駄。

 法律の相場はほぼ決まってます。徒労でした。

7.加害者に憤っても無駄。保険屋が盾になり会う事すらできない。

 

「謝りにも来ないなんて…」なんて腹を立てても無駄です。奴等を人間と考えず、クソかゴミ虫だと認識するとよいと思います。

8.保険会社への苦情は、「そんぽADRセンター」にぶつけることができる。

 どこの保険会社でもOKです。あのクソ女Yの文句を社長宛にぶちまけてやろうか。もはや面倒くさいけど。

www.sonpo.or.jp

9.ドラレコは必須だけど全てじゃない。前後2カメラタイプがオススメ。

 事故後、私たちは、今更ながらドライブレコーダーを付けた。f:id:elep-peace:20190306021208j:plain

前後2カメラタイプ。オートバックスで聞くと、360°タイプは、「前+左右」or「後+左右」しか映らないらしく、実際購入する9割が前後2カメラタイプだそうだ。

本体35000円。継ぎ線1000円、工賃16000円で、ざっくり54000円。

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痛い出費だけど、背に腹は代えられない。

警察も保険屋も弁護士も信用できない今、頼りになるのはドラレコの客観的証拠しかないからだ。

もっとも、今回の駐車場内での事故では、たとえドラレコがあっても、過失割合は変わらなかった。

それでも、意味不明なキ〇ガイから自分の身を守るには、これしかないのが現状なのだ。

自分たちの身は、自分でしか守れない。

 

おわりに。

車をぶつけられてから、はや4ヶ月。膨大な労力と手間暇の結果、残ったのは54000円と引き換えに得たドラレコ、そして無力感だけだった。

事故は関わった全員を不幸にする。今回は被害者の立場だったが、いつ何時、加害者になってしまうかも分からない。また、どんなに気を付けていても、また被害者になってしまうかもしれない。

でも、たとえ被害者にはなってしまったとしても、せめてせめて、加害者だけには絶対にならないぞ。万が一なっても、あんなクソジジイみたいなみっともない振る舞いは絶対にしないぞ。困っている人に対して、あのクソ女みたいな対応は絶対しないぞ。

そう固く誓い、安全運転に努めたいと思います。長文読んで頂き、ありがとうございました。どうか皆様、事故にはお気を付けください。