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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想と現実の狭間で闘う、不惑のエンジニアのブログ

サイゼで喜ぶ父と乳

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先日は父の日だった。お父さんが家族に感謝される数少ない日。年に二回のボーナス支給日、それにこの日だ。

とはいえ、平日の仕事、休日の子守に忙殺され、自分自身は、完全に忘れていた。

「明日は父の日だね」奥さんに言われて気が付いた。

 

「欲しいもの、何でも言って。美味しいもの、食べに行こう」

本当は一人の自由な時間が欲しい。そんなことは、口が裂けても言えない。せっかくの特別な日。何を食べようか。

とはいえ、4歳と1歳のわんぱくコンビがいても行ける店は、限られている。結局いつもの3つが候補となる。

和のくら寿司、中の王将、そして洋のサイゼリヤ。

僕は意を決して、サイゼリヤディナーを選択した。

 

迎えた父の日当日。いつも通り、いやいつも以上に、家事をこなし、子供と遊ぶ。

休日恒例の朝飯作り。最近ゲットした電動自転車で、男三人旅。

いつもよりちょっと遠出。奥さんにあげる自由時間を、長めにとる。

 

父の日とは、お父さんが感謝される日ではない。

お父さんが、いつも以上に、お父さんを頑張る日なんだな。

自転車を漕ぎながら、ふとそう思った。

 

既に疲労困憊の夕方。いよいよサイゼリヤへ。

夜のサイゼは、照明と程よい喧騒がいい感じ。こんなにオシャレだったっけ。

僕は大好物の、ディアボラ風ハンバーグステーキをオーダー。加えてライスとイカスミパスタ、食後にはチョコケーキまでオーダー。まさに豪遊。今日は僕の日だからね。

 

奥さんはパスタとピザ。長男は、「やきそば、たべる!」といい、好物のたらこスパゲティを指さす。次男はひたすら僕のライスをモグモグ。

時には子供達に食べさせ、残り物を処理しながら、悲願のチョコケーキを待つ。

やってきた食後のデザート。長男は大好物のチョコアイス。次男はプリン。そして僕は待望のチョコケーキ。ケーキなんて久しぶりだなあ。

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しかし僕のチョコケーキを見た途端、次男がぐずりだした。プリンはいらない、お前のそれをよこせと。

お楽しみのチョコケーキは、あっという間に次男に食い散らかされ、見るも無残な姿となった。

次男のプリンの残りと、チョコケーキの残骸を食べながら、僕はふと思い出した。

Twitterで「サイゼで喜ぶ彼女」とかいうトレンドがあったなあと。

当時、薄汚れたおっさんの僕には、机に乗っかった彼女のふくよかな胸にしか目がいかなかった。

だけど「サイゼで喜ぶお父さん」となった今、真にその意味が分かった気がした。

家族が全員健康で元気なら、それ以上の望みなんて、何もない。たとえチョコケーキを食べられなかったとしても。

家族全員、笑顔で帰宅。騒がしくも至福のサイゼタイムだった。

 

子供を寝かし、全てが落ち着いた深夜、ようやく訪れた一人の時間。

Twitterを眺めていると、「今日は乳の日!」と、綺麗なお姉さまたちが、艶めかしいグラビア写真を投稿していた。

俺はまだ枯れてないぞ。まだまだ頑張るぞ。そう思えた。何をかは分からない。

 

飲み会、夜の街、チョコケーキ。欲しがりません勝つまでは。

子供達、奥さん、家のローン。いろんなものを背負い、仕事のプレッシャー、職場や実家の人間関係に心身を削られながらも、今日もお父さんは、頑張ります。

父の日、乳の日に、勇気をもらえたのだから。