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ぞうブロ

サラリーマンエンジニア象の、本格エッセイという名の妄想寝言。

奨学金の返済が完了した。そう思ってました。

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大学を卒業し、早17年。突然、一通のハガキが届いた。奨学金を完済したという知らせだった。

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長かった。やったぜ。 

うちは普通のサラリーマン家庭。裕福ではなかったけど、両親は教育にはお金をかけてくれた。3人兄弟の長男だった私は、迷うことなく奨学金を希望した。月4.7万円を4年間無利子で借りられるという。

 

無事奨学金を貰えることになり、浪人までして大学に行かせてもらったけど、勉強はおろか、まともに出席すらしなかった。覚えたのは酒と麻雀、堕落した生活のみ。圧倒的な勉学不足のまま、大学を卒業した。

残されたのは、約165万円の借金だった。

 

返済は、月々1万ちょい。そんな良心的な条件にも関わらず、貧乏時代には、支払いが滞りかけ、電話で督促されたこともあった。この返済が無ければ、あと2回は合コンに行けるのにと、忌々しくさえ思っていた。今話題の某お笑い芸人のことを笑えないほど、ルーズだった。

 

志高く奨学金を希望したあの頃から、21年。失意のうちに大学を卒業してから、17年。雨の日も風の日も、返済は続いた。というか勝手に引き落とされていった。

 

そして月日が経ち、奨学金のことすら忘れていた先月。ついにお勤めが終わった知らせが来たのだった。

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学生当時思い描いていた姿には、なれなかったのかもしれない。

それでも、奨学金は、大学生になる夢を叶えてくれた。

そして、怠惰で馬鹿な私に、無限のチャンスを与えてくれた。

独立行政法人 日本学生支援機構様。

永きに渡り、本当にありがとうございました。

  

同時に、ふと、思い出した。

そういや、M2で中退した大学院時代にも、奨学金を貰ってたっけ。しかも有利子で。そっちはもう数年、返済が続く。

当時博士課程の人たちは、さらにもう3年分、奨学金をもらっていた。ドクターを取る頃には、一体いくらの借金を背負うことになるのだろう。そこまでして研究者になりたいとは、到底思えなかった。まあ自分は修士すら卒業できなかったんですけどね。

 

せっかく奨学金までもらって進学した大学院を中退してしまい、日本学生支援機構の皆様には、合わせる顔がございません。 大学時代、しっかり勉強しとけばよかった。その苦い思いが、今の私を支えている。今サボると、また後悔するぞと。

 

あの時の失敗を二度と繰り返さない。その思いで、ポンコツエンジニアになった現在も、なんとか会社を辞めずに頑張ってます。それだけでなく、隙を見て、ブログでこのような駄文を垂れ流している有様です。

 

そんな体たらくできちんと完済できるのか?ええ問題ございません。かつてのようなルーズな私ではなく、いや今でもルーズですが、家庭を持ち、嫁には多額の生命保険を掛けられ、巨額の住宅ローンを背負う身となりました。その額は奨学金のウン十倍とも。定年再雇用でぶっ倒れるまで働き、文字通り命に代えても、返済することを誓ったばかりでございます。

 

何はともあれ、借金はありがたいですが、重いです。ですがご安心ください。あと少し、滞りなく返済させて頂きます。

日本学生支援機構様、こんな無精者ではございますが、引き続き、宜しくお願い致します。

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